『家庭画報』2018年４月号の「日本と英国をつなぐ 愛し、SAKURA」では、東京・ロンドン・エジンバラ“三都の桜”を総力取材しています。巻頭では、100年以上前に駐日英国公使アーネスト・サトウ氏が駐日英国大使館前に桜を植え、それが今の千鳥ヶ淵の桜へと繋がっていったという歴史ストーリーをご紹介しています。本誌に掲載された、千鳥ヶ淵の写真の撮影場所を中心に、周辺の桜の見どころをご紹介します。アクセスは、地下鉄の半蔵門駅と九段下駅が便利です。
1 英国大使館前
広い歩道に桜並木が続き、大使館の塀越しに敷地内の桜も見ることができます。正門前には駐日英国公使アーネスト・サトウの桜植樹100周年を祝う記念碑もあります。
駐日英国公使アーネスト・サトウの桜植樹100周年を祝う記念碑
2 レストランARGO
ONE FOUR TWO by tojo（旧東條會館）９階。昨年までは英国大使館の敷地の桜がよく見えましたが、隣のビルの完成によって隠れてしまいました。しかしながら、内堀通りの向かい側に広がる桜と皇居の緑が気持ちよく見渡せます。
■レストランARGO
東京都千代田区麹町1‐12 ONE FOR TWO by tojo 9階
TEL： 03-3265-5504
ランチ：11時30分〜13時、13時30分〜15時
ディナー：17時30分〜21時LO（土曜・日曜・祝日は17時〜20時LO）
ランチ6000円（税別）、ディナー1万2000円（税・サービス料別）
3 千鳥ヶ淵緑道
お濠に沿って桜並木が続く人気の散策路。途中にボート乗り場とお手洗いがあります。
4 乾門（いぬいもん）
ソメイヨシノのほか、門前に遅く咲く美しいシダレザクラがあります。
5 靖国通り歩道
優雅なカーブを描くお濠の両岸に続く桜と、その中央に東京タワーが見られる絶景スポットは、さくらまつり期間中は仕切りが設けられ、満開時期は長蛇の列になります。少しずつ移動しながらの鑑賞になりますが、夜間にライトアップされた桜と東京タワーの景色は圧巻です。本特集に掲載された片観音折りの大迫力の写真は、ここから撮影しています。
