〔特集〕新時代の王室を祝い、活気ある街を旅する 新しい英国 2023年5月6日、エリザベス女王のとき以来70年ぶりに戴冠式が行われました。新国王チャールズ3世誕生に沸くイギリスで、王室ゆかりの場所と、ロンドンから少し足を延ばして訪れたいマナーハウスへご案内します。
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燻製うなぎのムースが名物の気楽なブラッスリー「ベラミーズ(Bellamy’s)」
仔牛のピカタ、白トリュフ風味(36ポンド)と、付け合わせの豆とじゃがいものピュレ(6.5ポンド)。トリュフオイルの香りが華を添える。
2004年のオープン以降、上流階級やセレブリティの社交場として高い人気を誇る、珠玉のフレンチブラッスリー。ヘッドシェフのステファン・パクゥ氏は、王室メンバーも通う会員制クラブ/レストランの「アナベルズ」、フレンチの名店「コフマンズ」で修業を積んだ実績の持ち主です。
魚介を中心としたオーセンティックなフランス料理が楽しめます。
60席ほどのダイニングルームは、肩肘張らないリラックスした雰囲気。季節ごとに替わるメニューはシンプルで、なかでも週替わりのセットメニューは、2品のコース29・50ポンド、3品のコース35ポンドとお手頃。気軽に名店の味を堪能できます。フランス産を中心としたワインリストも、常時80種以上と充実しています。
15席の小さなバーエリアは、日中はオイスターバー、夜はカクテルバーとして営業し、ランチタイムにはオープンサンドなどの軽食も楽しめます。自慢のキャビアやオイスターとワイン、オリジナルカクテルとのペアリングで極上のひとときを。
高級住宅街メイフェアにある、隠れ家的なブラッスリー。ドレスコードはスマートカジュアル。
シグネチャーメニューである、燻製うなぎのムース(15ポンド)。スモークしたうなぎをペースト状にし、ブイヨンのジュレをあしらったムース。薄切りトーストにのせていただく、ワインが進む逸品。
18/18A Bruton Place, London W1J 6LY TEL:+44(0)20 7491 2727 (営)12時~14時、19時~22時 バー 12時~22時 土曜・日曜・祝日定休 要予約
※次回に続く
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