〔特集〕クルマは人生を彩るパートナー 私の愛車物語
行きたいところへ自ら行ける大事な移動ツールであり、自分だけのくつろぎ時間を作り出せるプライベート空間。クルマは人生を豊かに彩ってくれる大切なパートナーです。俳優の常盤貴子さんや素敵なクルマと出会えた皆さんの“愛車物語”をご紹介。押さえておきたい話題もお届けします。前回の記事「常盤貴子さんの愛車物語」はこちら>>
ご結婚を機に軽井沢で暮らすようになって40年。土屋秀子さんにとってクルマは生活の足であり、趣味のお稽古に、そして愛犬とのドライブにと、人生を楽しむために欠かせないツールです。
「お花のお稽古は白樺湖方面、お茶は上田までと、いずれもロングドライブで足を運んでいます。同じ長野県でも標高差があるので道中に咲く花々で、季節のかすかな移ろいも感じることができます。なんて贅沢なことだろうと感動しっぱなしです」。
さて、今日は愛犬コーギーのくるみちゃんとお散歩がてらお気に入りのカフェにお出かけです。「くるみはドライブが大好き。後部座席の間から顔を出して、私の運転をじっと見守ってくれています」。
時には厳しい自然環境の場所を運転することもあるゆえ、土屋さんがクルマに求めるのは何といっても安全性。クルマ好きのご主人のすすめもあって代々ドイツ車を選んできました。
「年齢のこともあり、安全性能に定評のある国産車も気になっています。そして、せっかくなら次はビビッドな車体の色にも挑戦してみたいです」。これからもともに過ごすクルマに、夢が膨らみます。
撮影/鍋島徳恭 『家庭画報』2023年9月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。