2023年7月に竣工したばかりの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、“グローバルビジネスセンター”の形成を目指して開発が進む虎ノ門エリアで、今ひときわ話題を集める新スポットです。この場所に2023年冬に開業予定の「ホテル虎ノ門ヒルズ」は、ビジネス面での利便性を備えつつ、グルメやエンターテインメントの発信拠点としても存在感を示す新しいスタイルのラグジュアリーホテル。
注目は、ホテルの1階にオープン予定の「ル・プリスティン東京」。世界的シェフ、セルジオ・ハーマン氏が手がけるアジア初のレストラン&カフェです。
旬の食材とシェフのルーツを味わうダイニング
〈左〉今回、ル・プリスティンのアジアおよび日本初上陸を実現させたハイアットのアンドレアス・スタルダー氏。〈右〉ル・プリスティン東京を率いるセルジオ・ハーマン氏。
セルジオ・ハーマン氏は、両親が経営していたオランダの地方都市のレストランをミシュラン3つ星に導き、「世界のベストレストラン50」に8年間ランクインし続ける名店へと押し上げた経歴の持ち主。現在はオランダやベルギーを中心に多数の人気レストランを手がけるスターシェフです。
「ル・プリスティン」は、ハーマン氏が2020年にベルギーにオープンし、初年度にミシュラン1つ星を獲得したレストラン。食・ファッション・デザイン・アート・音楽の5つの要素が融合した「没入型ガストロノミー」を掲げる同店が、東京へと上陸します。
ベルギー・アントワープの「ル・プリスティン」本店のメニュー「ゼーランド産ムール貝、ソブラサーダ、ブッラータ、フレグラ」。東京でもメニューの6割ほどは本店で味わえるのと同じ料理になる予定。
ル・プリスティン東京では、シェフゆかりの地であるオランダ南西部ゼーラント地方の食材と日本の旬の食材を組み合わせ、ヨーロッパの伝統料理を現代風にアレンジ。中でもウナギ、牡蠣、ムール貝など、シェフが故郷で親しんできたこだわりの海産物は現地から取り寄せ、日本で流通するものとの味わいの違いを生かした料理に仕上げます。
さらに、味覚の楽しみだけではなく、インテリアやテーブルウェア、料理のプレゼンテーションがもたらす視覚的な美しさから、店の雰囲気を決定づける音楽まで、あらゆる感覚に訴えかける複合的な“食の体験”で訪れた人をもてなします。
ハーマン氏はホテルの朝食やインルームデリバリーを含む、ホテル虎ノ門ヒルズの料飲全般を監修することも決まっており、開業後のメニューにも期待が高まる。
初めて訪れた虎ノ門の印象について、「新しくて活気があり、ユニークな都市」だと語ったハーマン氏。世界でもトップクラスだと感じたという、日本の食材とともに「入った瞬間にエネルギーを感じるような」レストランのオープンへ向けて最後の準備に取りかかっています。
ル・プリスティン東京所在地:ホテル虎ノ門ヒルズ 1階(東京都港区虎ノ門2-6-4 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内)
開業:2023年冬予定
https://lepristinetokyo.com