〔特集〕今秋、感動の体験旅へ 京都・奈良 日本が世界に誇る2大古都、京都と奈良。世界文化遺産にも登録されている、この2つの都市の文化的価値と魅力を、料亭、庭園、建築などに焦点を当てて紐解いていきます。さらに美味処、話題のスポットの情報もお届けします。前回の記事はこちら>>
二条大橋の東側、頂妙寺の通りに佇む「仁王門 無為」。腕をふるうのは人気割烹「祇園おかだ」やホテルオークラ京都「京料理 入舟」で研鑽を積んだ二村英治さんです。8席のカウンターには、食材と料理名が隙間なく並んだ献立が置かれています。
最初にお膳で出される先付は、「おばんざいというより、料理屋らしい季節を映した3品を盛り込んでいます」。その後は一品料理をお好みで。調理法や食材の取り合わせを店主と相談できるのも割烹の醍醐味です。
例えばこの時期の名残の鱧は、焼き、しゃぶしゃぶ、天ぷらやフライに春巻きまで。「組み合わせ次第で100種類くらいになるでしょうか。お好みやその日の気分でご相談ください」と二村さん。
仁王門 無為(におうもん むい)
京都市左京区新丸太町41-1
TEL:075(761)5230
(営)17時〜21時30分(入店) 日曜、第1月曜定休 1人あたりの予算約1万5000円 要予約
※次回に続く
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撮影/本誌・坂本正行 ※料理店の献立は仕入れの都合により、食材や料理内容が変更になる可能性があります。また料金は別途サービス料等がかかる場合があります。※施設・店舗は臨時休業の場合があります。事前にご確認のうえお出かけください。『家庭画報』2023年10月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。