季節を楽しむガーデニング 連載「365日 花散歩に出かけよう」から、その月に咲くおすすめの一年草、多年草・宿根草、花木をそれぞれ紹介します。
9月の庭で咲く「多年草・宿根草」
チェリーセージ
赤系の単色が基本のチェリーセージの中には、こんなにかわいらしい赤白のバイカラー品種もあります。‘ホットリップス’といい、とても人気があります。
詳しく読む>> ススキ
葉に薄い黄色の横縞が入るタカノハススキ。日本ではおなじみの品種ですが、欧米では人気が高くてなかなか入手できないそうです。これは穂が上がる前の姿。葉が枝垂れる草姿がとてもきれい!
詳しく読む>> シュウカイドウ
木陰の道で愛らしいピンクの花を咲かせるシュウカイドウ。半日陰や日陰を好むので、シェードガーデンでも大活躍します。
詳しく読む>> ワレモコウ
ごく細い茎の先端に花をつけるワレモコウ。じつは花ではなく萼(がく)が集まったもので、色が長く残ります。
詳しく読む>> キミキフガ
キミキフガの花穂は、すっと尖る形ではなく、全体が太く丸みがあるのが特徴。右に左にと向きを変えて伸びる花穂は、踊っているようでリズミカルな景色に。
詳しく読む>> サルビア・ガラニチカ
サルビア・ガラニチカは、花が大きく美しい花色がよく目立ちます。黒みがかった茎がシックな雰囲気です。これは‘パープルマジェスティ’という品種。
詳しく読む>> シュウメイギク
一重の大きな花が愛らしい‘ハドスペン アバンダンス’。この花を見かけたらジャパニーズ・アネモネという英名も思い出してください。
詳しく読む>> ペルシカリア
細い茎に赤いスマートな花穂をつけるペルシカリア。イトススキとのラインの重なりがとても素敵に感じられたシーンです。
詳しく読む>> ボッグセージ
澄み渡る青空を切り取ったかのような花色のボッグセージ。茎が風に揺れる姿も風情があります。
詳しく読む>> パンパスグラス
見事に穂が開いたパンパスグラス。ふわっふわの穂に触れてみたくなります。公共の植物公園で見かけました。
詳しく読む>> ゼフィランサス
白花のタマスダレはご近所でもよく見かけるはず。まだ暑さが続くこの時季に真っ白な花が涼しげ。花が咲き揃う群生はなかなかのボリューム感です。
詳しく読む>> ヒガンバナ
ガーデンの木の根元で咲くヒガンバナ。お彼岸の前から咲いているエリアもあるので、探してみてください。
詳しく読む>> コルチカム
地面から茎がすっと伸びて大きな花を咲かせます。これで草丈18cmくらいです。
詳しく読む>> リコリス
ヒガンバナの朱赤とはまた異なる華やかさのリコリス。群生させると圧巻の美しさです。これは‘ジャクソニア ロゼ’という品種。
詳しく読む>> MEMO
・一年草花が咲き、種子ができると枯れてしまうのが「一年草」。育てやすく、ガーデニング初心者におすすめです。
・多年草・宿根草枯れることなく毎年花を咲かせるのが「多年草」。徐々に大きくなっていくので、経年変化が楽しめます。「宿根草」は冬に枯れてしまった後も根だけが残り、翌年にまた花を咲かせます。植え替える必要がなく、毎年楽しめるのが魅力。
・花木(かぼく)「花木」は花や実を愛でて楽しむために植える樹木のこと。比較的に少ないメンテナンスで存在感のある景色が楽しめます。