My Delicious 喜ばれる手土産 贈り物上手のみなさんから、誰からも喜ばれるおいしい逸品を教えていただきます。今回は、市川歩美さん(チョコレートジャーナリスト)におすすめを伺います。
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めくるたび笑顔が溢れる6種のチョコレートブック
チョコレートジャーナリストの市川歩美さんは、10年ほど前から、パレスホテル東京のシグニチャーアイテムである「千代ちょこ」を手土産の定番にしているといいます。今年登場したのは、アーティストRooo Lou氏とコラボレーションした特別版。
個性豊かな味と遊び心のあるイラストが魅力 「ポップな絵柄の6種類のチョコレートは、カカオの含有量やフレーバーの違いを楽しむことができます。花のような香りのエクアドル産カカオがあれば、どこか懐かしい苺ミルクチョコレートもある。私のお気に入りはビスケットのような風味のブロンドチョコレートです」と市川さん。
約2ミリの厚さのチョコレートは口どけがよく、温かいコーヒーや紅茶はもちろん冷たいスパークリングワインやシャンパンとも相性がよいそう。「どんなドリンクと合うか、お好みを見つけるのも楽しいですよ」と市川さん。
もちろん遊び心のあるイラストも気に入っています。
アルバムのようなパッケージに6種の異なるフレーバーと絵柄が入った「Chiyo Choco~2023 edition~」3800円/パレスホテル東京 ペストリーショップ「スイーツ&デリ」
「ゲストやスタッフ、お濠の白鳥まで描かれていて、ホテルでの思い出のアルバムを見ている気分になれますね」。
まだ味わったことのないチョコレートに出合える“一冊”です。
市川歩美(いちかわ・あゆみ)さん
チョコレートジャーナリスト。テレビ、ラジオ出演のほか、日本経済新聞「NIKKEI The STYLE」をはじめ記事の執筆も多数。チョコレートの魅力を伝えるショコラコーディネーターとしても活動する。