世界文化社は、慶應義塾高等野球部の107年ぶりとなる甲子園大会優勝までの軌跡を追う記念フォトブック『慶應義塾高校 栄光への軌跡』の2023年9月19日(火)に発売します。
本大会13日間の激闘の記録はもちろん、塾長・学校長・監督・野球部選手から、躍進を支えた「応援3部」まで、独占取材をふんだんに盛り込んだ永久保存版です!
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数々の応援を糧に、素晴らしき対戦相手をリスペクトし、仲間の攻守に感謝の思いを抱きながら、一球一球に魂を込めてプレーした甲子園での熱き13日間の闘い。本書では、「エンジョイベースボール」の心を通じて、塾高野球部が107年ぶりの栄光に辿り着くまでの軌跡を追います。
2023年8月23日、第105回全国高等学校野球選手権記念大会で107年ぶり2度目の優勝を果たした慶應義塾高等学校。「エンジョイベースボール」を掲げ、爽やかな笑顔で頂点へ駆け上がった彼らの得たものとこれからとは? 優勝を現地で見届けた慶應義塾高等学校長の阿久澤武史氏と、自身も塾高出身の慶應義塾長、伊藤公平氏を取材した。
昼は慶應義塾幼稚舎(小学校)教諭、午後は慶應義塾高等学校の野球部監督という二刀流をこなしながら、塾高野球部をずっと目標に掲げてきた「日本一」に導いた森林貴彦監督。107年ぶりの栄光を手にしたのも束の間、今日も日吉台の野球場で、いつも通りに練習は始まった。「エンジョイベースボール」。監督が唱えるその心を、練習中の隙間に伺った。
激闘を終えて2週間、放課後の練習場グラウンドには今日も続々と部員たちが集まってくる。黙々と、そして爽やかな笑顔でトレーニングに汗を流す甲子園戦士たちの、生の声をお届けする。
グラウンドの主役が選手たちならば、野球部の大会に赴き、力を合わせてアルプススタンドを盛り上げるもう一方の主役が、慶應義塾高等学校の應援指導部と吹奏学部、そして慶應義塾女子高等学校のバトン部という応援3部隊だ。高校球児たちとともに熱く戦った今年の夏、彼らの掲げたスローガンは「王者燃勝」。その目標通り、一致団結した応援でアルプススタンドを熱く強く燃え上がらせ、塾高107年ぶりの優勝に導いた。