季節を楽しむガーデニング 連載「365日 花散歩に出かけよう」から、その月に咲くおすすめの一年草、多年草・宿根草、花木をそれぞれ紹介します。
10月の庭で咲く「一年草」
一覧でご紹介します。見比べながら日々のガーデニングの参考に、咲かせてみたい花を探してみてください。
ホトトギス
白地に鮮やかな紫色の斑点が入るホトトギスの花にはどこか気品があり、古くから茶花として利用されています。
詳しく読む>> リンドウ
鮮やかな青花が美しい‘アキムラサキ’。切り花のような高性ではなく、草丈が低めで庭などで栽培しやすい品種です。
詳しく読む>> ヤブラン
ヤブランは縦縞が美しい斑入り品種がよく出回り、斑入りヤブランと呼ばれています。薄紫の花穂がたくさん上がるこの季節には、こんなに上品な姿になります。
詳しく読む>> ストレリチア
幅広い葉がバショウのようで、株姿も美しい!花は繰り返し咲きますが、とくに秋によく咲くそうです。
詳しく読む>> シオン
平安時代から愛されている日本の伝統色、紫苑色はこの花色です。薄紫の部分の舌状花と、黄色の部分の管状花で形成されています。
詳しく読む>> コバルトセージ
美しいコバルトブルーに心が惹かれます。茎の繊細さにもご注目を!
詳しく読む>> ペニセタム
黒みがかった赤紫の葉がしゃれたペニセタム‘バープルファウンテン’は、秋に上がる花穂も赤みがかってとてもきれい。
詳しく読む>> ミューレンベルギア
繊細な紅色の花穂が美しいミューレンベルギア・カピラリス。軽やかな存在感はグラスならではの魅力です。
詳しく読む>> ルエリア
ヤナギのように細長い葉を枝垂れさせるヤナギバルイラソウ。コモンルエリアとも呼ばれます。
詳しく読む>> ガーベラ
ガーデンガーベラ、または宿根ガーベラとして出回る‘ガルビネラ’シリーズ。これは秋の庭で咲いている様子です。目が覚めるようなショッキングピンクが魅力的。
詳しく読む>> チョコレートコスモス
散歩道で見つけたチョコレートコスモス。黒みがかったシックな赤の花色がしゃれていて、たった2輪でも見つけるとうれしくなります。
詳しく読む>> アルテルナンテラ
センニチコウ‘ストロベリーフィールド’の株元を彩るアルテルナンテラ。赤×シックな赤紫の色合わせが秋の雰囲気によく似合います。
詳しく読む>> 宿根アスター
青みがかった薄紫の花を咲かせる‘リトルカーロウ’。宿根アスターを代表する人気品種です。シオンにも似た一重の花が清楚でかわいらしい!
詳しく読む>> シクラメン・ヘデリフォリウム
10月下旬、神奈川県のガーデンで落葉樹の根元に咲くシクラメン・ヘデリフォリウムを見つけました。淡いピンク色の楚々とした花が愛らしい!
詳しく読む>> サルビア・マドレンシス
淡いたまご色のような優しい黄色の花を咲かせるサルビア・マドレンシス。一年草のサルビアとはまた雰囲気が異なる大型の宿根サルビアです。
詳しく読む>> ヤナギバヒマワリ
ヤナギバヒマワリの代表品種‘ゴールデンピラミッド’。花つきがとてもよく、満開になると株全体を黄色の花が覆います。
詳しく読む>> トウゴマ
少しマゼンタを含む華やかな赤がかわいいトウゴマの実。イガイガといっても、クリのようには堅くなく、繊細な印象を受けます。
詳しく読む>> サルビア・レウカンサ
動きのある長い花穂が魅力のサルビア・レウカンサ。晩秋まで美しい花を楽しめます。
詳しく読む>> イソギク
鮮やかな黄色の小さな花をたくさん咲かせるイソギク。白い縁取りがあるように見える葉も普通のキクより小さくてかわいらしい印象です。
詳しく読む>> MEMO
・一年草花が咲き、種子ができると枯れてしまうのが「一年草」。育てやすく、ガーデニング初心者におすすめです。
・多年草・宿根草枯れることなく毎年花を咲かせるのが「多年草」。徐々に大きくなっていくので、経年変化が楽しめます。「宿根草」は冬に枯れてしまった後も根だけが残り、翌年にまた花を咲かせます。植え替える必要がなく、毎年楽しめるのが魅力。
・花木(かぼく)「花木」は花や実を愛でて楽しむために植える樹木のこと。比較的に少ないメンテナンスで存在感のある景色が楽しめます。