季節を楽しむガーデニング 連載「365日 花散歩に出かけよう」から、その月に咲くおすすめの一年草、多年草・宿根草、花木をそれぞれ紹介します。
10月の庭で咲く「花木」
一覧でご紹介します。見比べながら日々のガーデニングの参考に、咲かせてみたい花を探してみてください。
ギンバイカ
ちょうど今の時期に、オリーブより少し大きな黒い実をたくさんつけています。ジャムやシロップなどに利用できますが、イタリアにはマートルの実から作るリキュールもあります。
詳しく読む>> イチゴノキ
白いベル型の小さな花をたわわに咲かせるイチゴノキは、晩秋に花が楽しめる貴重な存在です。同じツツジ科のアセビやドウダンツツジによく似ていますが、花期が異なるのですぐに見分けがつきます。
詳しく読む>> ムラサキシキブ
鮮やかな紫色の小さな実がたくさんつくムラサキシキブ。この美しい色は欧米でも称賛の的です。葉は1つの節に2枚ずつ向かい合ってつきます。これを対生といいます。
詳しく読む>> エンジェルストランペット
アプリコット色の花が優しい印象のエンジェルストランペット。樹が大きく育ってくると、一度に50〜100輪も花をつけることもあります。
詳しく読む>> 秋バラ(1)
白に淡い覆輪が入るかわいらしいバラ‘マチルダ’は、秋にはピンクがここまで濃くなるものもあります。フロリバンダの木立ち性です。
詳しく読む>> 秋バラ(2)
‘ブルームーン’は、誕生してから半世紀以上たった現在も人気の高いブルーローズ。ブルーローズ特有のダマスク・モダン系とティー系をミックスした香りが楽しめます。ハイブリッドティーで、半剣弁高芯咲きの整った花形がとても優雅。
詳しく読む>> ローズヒップ
日本に自生するノイバラのローズヒップ。小さくて真っ赤な丸い実がとてもキュートです。
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MEMO
・一年草花が咲き、種子ができると枯れてしまうのが「一年草」。育てやすく、ガーデニング初心者におすすめです。
・多年草・宿根草枯れることなく毎年花を咲かせるのが「多年草」。徐々に大きくなっていくので、経年変化が楽しめます。「宿根草」は冬に枯れてしまった後も根だけが残り、翌年にまた花を咲かせます。植え替える必要がなく、毎年楽しめるのが魅力。
・花木(かぼく)「花木」は花や実を愛でて楽しむために植える樹木のこと。比較的に少ないメンテナンスで存在感のある景色が楽しめます。