季節を楽しむガーデニング 連載「365日 花散歩に出かけよう」から、その月に咲くおすすめの一年草、多年草・宿根草、花木をそれぞれ紹介します。
11月の庭で咲く「花木」
一覧でご紹介します。見比べながら日々のガーデニングの参考に、咲かせてみたい花を探してみてください。
ビワ
11月中旬にビワの花が咲いているのを見つけました。蕾がたくさんあるので、まだこれから咲きそう。鼻を近づけるより前から濃厚な香りが漂っていました。
詳しく読む>> シマトネリコ
タネを含んだ実がなる秋の様子を木の下からのぞき込んで撮影しました。さやのようなスマートな実と葉が風に揺れて心地よい気分に。
詳しく読む>> サザンカ
カンツバキ群の肥後サザンカ‘不二の雪’。熊本には幕末期に京都から持ち込まれたとされる40種に及ぶサザンカが継承され、「肥後サザンカ」と呼ばれて親しまれています。
詳しく読む>> 温州ミカン
中生温州の代表ともいえる‘大津四号’。11月下旬には大きな実がしっかりとオレンジ色に色づいていました。
詳しく読む>> ブーゲンビリア
プーゲンビリアといえば、この鮮やかなマゼンタ色。色づくのは苞(ほう)で、小さな白いものが花です。
詳しく読む>> ピラカンサ
真っ赤な実をびっしりとつけるピラカンサ。これはトキワサンザシの実です。カザンデマリの実はさらに濃い赤で、これより少し小さいのですが、見分けるのは難しそう。
詳しく読む>> アベリア
個人邸のレイズドベッド(立ち上げ花壇)に植えられているアベリア。斑入りの葉が外周りを明るく彩ります。剪定でコンパクトにできるので、小さなスペースにも植えることができます。
詳しく読む>> アオキ
クリーム色の斑が一面に飛ぶアオキの葉。美しくて見飽きることがありません。
詳しく読む>> ハツユキカズラ
濃いピンク、淡いピンク、ごく淡いクリーム色、そして緑。優しいパステルカラーが華やかなハツユキカズラは、花と見間違えるほど美しい色彩をもたらしてくれます。
詳しく読む>> コトネアスター
11月下旬、冷涼地で見かけたコトネアスターは、実が真っ赤に色づいていました。実の数以上に花が咲いたのだなと想像すると、花の季節もまた来てみようと楽しみになってきます。
詳しく読む>> プリベット
クリーム色の斑が入るシルバープリベットは、プリベットの中でもいちばん人気が高い品種。枝が放射状に伸びるきれいな自然樹形も魅力。
詳しく読む>> ユーカリ・ポポラス
丸い葉形がかわいらしいユーカリ・ポポラス。少しシルバーがかったシックな葉色も魅力です。
詳しく読む>> スズランノキ
スズランノキはこの時期、こんなに真っ赤に染まります。世界三大紅葉樹に選ばれるのも納得の美しさです。
詳しく読む>> ニシキギ
近くの公園のニシキギの紅葉がすばらしくて、この時期の散歩コースは必ず、この公園経由と決めています。
詳しく読む>> ドウダンツツジ
木製のフェンスに沿ってエスパリエ仕立てにしたドウダンツツジ。この時期は葉が発色のよい赤に染まります。
詳しく読む>> シラタマミズキ
シラタマミズキの赤枝変種、サンゴミズキの12月の様子。秋から色づき始め、寒さが増すほど赤くなります。冬の凜とした景色によく似合う赤です。
詳しく読む>> メギ
金メギとも呼ばれるメギ‘オーレア’は、メギの中でももっとも紅葉が鮮やかに出る品種です。紅葉の見頃には木全体が赤く染まる美しい光景を楽しめます。これは11月下旬の様子。
詳しく読む>> カエデ
真っ赤に染まる秋のイロハモミジ。紅葉の名所に限らず、個人邸の庭や外周りでもよく利用される身近な木です。
詳しく読む>>
MEMO
・多年草・宿根草枯れることなく毎年花を咲かせるのが「多年草」。徐々に大きくなっていくので、経年変化が楽しめます。「宿根草」は冬に枯れてしまった後も根だけが残り、翌年にまた花を咲かせます。植え替える必要がなく、毎年楽しめるのが魅力。
・花木(かぼく)「花木」は花や実を愛でて楽しむために植える樹木のこと。比較的に少ないメンテナンスで存在感のある景色が楽しめます。