〔特集〕クリスマスのおもてなしアイディア集 高級感ある手作りインテリア 何かとお客さまを招くことの多い12月。高級感ある手作りインテリアで、クリスマスを盛り上げましょう。センスが光る達人たちのクリスマスインテリアや、ご自宅のデコレーションにも役立つ、プロのテクニックを拝見します。
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キャンディケインのオーナメント
ベルンド・ケストラーさん(ニット作家)にならう手作りクリスマスのアイディア「スパイラルソックス」を編んだことはありますか?かかとのふくらみを編まずに、まっすぐ編むだけで完成し、ぴったりフィットする画期的な手編みのソックス。大人用サイズは、プレゼントを入れるソックスに。小さく編めば、クリスマスツリーに飾る可愛いオーナメントにもなります。残りの毛糸を使ってキャンディケインも編んでみましょう。
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「ミニ・スパイラルソックス」の作り方はこちらの記事から>>)
キャンディケインの編み方
白と赤、白と緑の長編みの紐をそれぞれ1本ずつ2本重ねて、らせん状に自然に丸まる性質を利用したキャンディケインです。
【材料】
糸:中細タイプの毛糸(写真はパピーニュー4PLY〈40グラム・150メートル〉)
a:白(402)、赤(473)各少々、合わせて約5グラム
b:白(402)、緑(474)各少々、合わせて約5グラム
針:2/0号、3/0号かぎ針
道具:とじ針
ゲージ:長編み 1段が1センチ
でき上がり寸法:直径約2センチ、長さ約15センチ
【編み方】糸は1本どりで編みます。3/0号かぎ針でくさり編みを40目編み、作り目にします。続けて2/0号かぎ針に替え、くさり編み3目で立ち上がり、作り目のくさり編みに長編みを2目編み入れます。
次からの作り目のくさり目には、長編み3目ずつ編み入れていきます。糸端を5センチくらい残して切り、編み目にくぐらせて糸始末をします。長編み1段の紐が編めました。
aは白と赤で、bは白と緑で、1本ずつ紐を編みます。それぞれ1本ずつ2本を作り目を合わせて重ね、らせん状に自然に丸まる性質を利用し、2色のらせん模様の棒状に形を整えます。片方の先にカーブをつけて、キャンディケインにします。
ベルンド・ケストラーさん
上は著書『ベルンド・ケストラーのミトン』(世界文化社刊)の編み方を応用した、2023年の最新作。
ドイツ出身のニット作家。12歳のとき独学で編み物を始める。1998年に来日し、現在は定期的に東京、横浜、名古屋で編み物教室の講師を務めている。Zoomでも編み物教室を開催。
www.instagram.com/berndkestler/最初の著書『ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス』(世界文化社刊)はかかとのふくらみを編まず、まっすぐ編むだけで快適にフィットする画期的なソックスの編み方を紹介。ミニ・スパイラルソックスは、本書で紹介したソックスの目数を変更したもの。大人サイズのソックスの編み方も掲載。
『ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス』
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・Amazonで見る>>(次回へ続く。
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