日照時間の短さから、睡眠の質が低下しやすいといわれる冬。特に冷え性のかたは、手足が冷えて寝つきが悪くなることもあるでしょう。そんな場合におすすめなのが、アウトドアの過酷な環境下での知見を生かして生まれたダウン製品。「メイド・イン・ジャパン」の名品で、冬の安眠を実現しませんか。
まとった瞬間、暖気に包まれて、体がふわりとほどけていく──。そんな至福の心地よさを体感できるのが、高級ダウンメーカー「ナンガ」の製品です。
滋賀県米原市で創業したナンガが寝袋をつくり始めたのは、1988年のこと。以来、過酷な寒さに耐えうる生地やキルト構造を独自開発するなど、製品づくりに研鑽を重ね、日本はもとより世界の登山家たちからも高く評価されるブランドとなりました。近年ではアパレルにも力を入れ、店舗展開も推進。機能性とトレンドを兼ね備えたものづくりに注目が集まっています。
そんなナンガが2023年、満を持して発売したのが、羽毛掛布団(ダウンデュベ)「ペンタゴン」。名前のとおり、五角形のキルトパターンを施した「ペンタゴン」は、就寝時の体の動きに合わせて設計されており、布団の中央や下腹部にあたる箇所に最も熱が滞留するように、チャンバー(キルトで仕切られた小さな部屋)の羽毛の量を調整するなど細部に寝袋づくりで培われた技術力が生きています。
内側の羽毛は、ナンガのほかのダウン製品同様、スペイン産ホワイトダックダウンを厳選使用。国内での入念な洗浄と精製を経て、長く愛用できる羽毛布団となっています。
このほか、ナンガには自宅で気軽に羽織れるダウンジャケットなど、冬を快適に過ごすためのアイテムが充実しています。東京・名古屋・大阪・北海道・滋賀にあるナンガショップにて、その心地よさをお確かめください。
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寝返りを打っても柔軟に体に沿う五角形キルト構造が布団内の隙間を減らし、暖気の流出を抑制する。
●お問い合わせ
ナンガ
電話 0749(55)1016
URL:https://nanga.jp/
撮影/本誌・西山 航 スタイリング/横瀬多美保 取材・文/冨部志保子 『家庭画報』2024年1月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。