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24時間でおせちが完成⁉ 京都の料亭「木乃婦」主人に習う本格おせち

2023.12.18

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12月31日 午後=手早くできる料理を作り、前日に仕込んだ料理を切り分ける

─ 進行表 ─

合わせ酢、合わせ地を作る
甘酢、柚庵地、ごまごろも(たたきごぼう用)を準備する

魚、肉、野菜の下準備をする
ごまめを焼く。はまぐりの下ごしらえをする。牛肉を漬ける。大根、にんじんを切り、甘酢に漬ける


魚、肉に火を入れる
田作りを作る。牛肉を焼く。はまぐりを煮る

30日に準備した料理を仕上げる
ごぼうをゆがいて冷まし、ごまころもとあえる。甘鯛を焼く鴨ロースを仕上げる

材料を切り分け、仕上げる
これまで用意した料理を切る、巻く、混ぜるなどして仕上げる

重箱、器に盛りつける

12月31日の午後は、甘酢や柚庵地、あえごろもを作ることから始め、ごぼうはゆがき、大根とにんじんは切って甘酢に漬けます。火入れがポイントの蛤甘露煮と田作りは一気に仕上げ、甘鯛や牛肉をフライパンで焼きます。最後に金柑イクラを作り、ごぼうをごまごろもとあえます。

前日に仕込んだ平目龍飛巻き、鴨ロース、ちしゃとう味噌漬け、午前に作った鯛袱紗焼きや海老松風、鯖生ずしは切り分けます。れんこんでサーモンをはさみ、栗きんとんを茶巾に絞り、車海老に味がなじんだら、煮しめと合わせて全19品の完成です。

※各レシピは、これから複数日にわたり毎日2~3品ずつ公開します。ぜひサイトをチェックしてみてください。この特集の一覧はこちら>>


髙橋拓児さん(たかはし・たくじ)
日本料理、仕出しに定評がある京都の料亭「木乃婦」の3代目主人。伝統的な京料理に科学的な調理技法を取り入れた料理を提案。日本の食文化を次代につなぐ活動にも尽力している。
京都市下京区岩戸山町416 TEL:075(352)0001

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年01月号

家庭画報 2024年01月号

調理/髙橋拓児(木乃婦) 撮影/大道雪代 取材・文/西村晶子

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