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- 上白石萌歌さんが振袖姿を披露!2024年は「一つでも人の心に届く作品を作れたら」
そんな上白石さんが大切にしているのが、“基本的な生活”。
「私が演じるのは普通に生活している人たちなので、そのことを忘れないためにも、しっかりご飯を食べて、眠って、日常を送ることと、人の目を見て話すことを心がけています。いちばん自分らしいと感じるのは、スーパーの袋を両手に提げて歩いてるとき。俳優らしくないですよね(笑)」。
根っからの“エンタメ好き”で、「インプットのためにも、お休みの日は必ず映画か演劇を1本観るようにしています。疲れたときも、『とりあえず映画』という感じです」と朗らかに話す上白石さん。すべての中心に“演じるために”という思いがあることが伝わります。
「2023年は大学卒業という節目の年で、表現者としてよりいっそう自覚を持たなければと感じた一年でした。新しい年も、自分のすることに責任を持って、一つでも人の心に届く作品を作れたらと思っています」。
大きく澄んだ瞳の奥に、揺るぎない決意が見えました。
上白石萌歌(かみしらいし・もか)
2000年鹿児島県生まれ。2011年に「第7回『東宝シンデレラ』オーディション」グランプリ受賞。映画、ドラマ、CMで活躍するほか、adieuの名で歌手としても活動。ドラマ『義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル』が2024年1月2日放送予定。2024年3月~4月には舞台『リア王』が控える。
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この記事の掲載号
撮影/鍋島徳恭 きものコーディネート/相澤慶子 取材・文/清水千佳子 ヘア&メイク/冨永朋子〈アルール〉 着付け/伊藤和子