菊かぶら
かぶを菊の花に見立てた甘酢漬け。縦横に細かく包丁目を入れることで味がよくしみて、しんなりと漬かります。四角く切った赤唐辛子を飾って上品に。
【材料・4人分】
小かぶ2個、甘酢(水140ml 酢80ml 砂糖40グラム 昆布5グラム)、赤唐辛子1本
【作り方】
(1)鍋に甘酢の材料を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら冷まして昆布を取り出す。
(2)かぶは厚めに皮をむく。2センチ高さに切り、1ミリ間隔で2/3の深さまで鹿の子に切り込みを入れる。2センチ角に切り、3パーセントの塩水に1時間つける。
(3)(2)の水気を取り、赤唐辛子とともに(1)に漬ける。
髙橋拓児さん(たかはし・たくじ)日本料理、仕出しに定評がある京都の料亭「木乃婦」の3代目主人。伝統的な京料理に科学的な調理技法を取り入れた料理を提案。日本の食文化を次代につなぐ活動にも尽力している。
京都市下京区岩戸山町416 TEL:075(352)0001
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