鯖生(き)ずし
時間がかかる生ずしもこの作り方なら一日で完成します。べた塩で3時間おき、水分と臭みをしっかり取るのがポイントです。
【材料・作りやすい分量】
さば(3枚おろし、鮮度のいいもの)2枚、A(水1L 砂糖30グラム)、漬け酢(水1L 煮きり酒150ml 酢100ml 昆布40グラム 砂糖20グラム 醬油15ml 塩10グラム)、塩適量
【作り方】
(1)漬け酢の材料を合わせておく。
(2)さばはアニサキス等がないか確認し、骨を抜く。バットにたっぷりの塩をふり、皮を下にして並べる。身側にもたっぷりと塩をふってバットを傾けて3時間おく。水で塩を洗い流し、バットにAを混ぜ合わせた中にさばを2時間つけ、少し切って塩加減をみる。漬け酢に2時間漬ける。
(3)(2)を取り出し、頭の方から薄皮をむき、5ミリ厚さに切り分ける。
髙橋拓児さん(たかはし・たくじ)日本料理、仕出しに定評がある京都の料亭「木乃婦」の3代目主人。伝統的な京料理に科学的な調理技法を取り入れた料理を提案。日本の食文化を次代につなぐ活動にも尽力している。
京都市下京区岩戸山町416 TEL:075(352)0001
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