例えば、結婚が決まる前と決まった後とか、子どもができる前とできた後とか、または放っておけば治るだろうと思っていたがこれは病院に行かないと、とか。そのうち払ってくれると思っていたけれど、これは催促しないと払ってくれなそう、とか。
力を向ける矛先が俄然「シビアな方向」に向かうはずです。
また個人的なことにとどまらず、社会問題としてもそれらしいことが起こってくるはずです。
死と再生を表す冥王星も同じ山羊座にあり、しかも30度という限界に来ていることから、「立て直す方向」へかなりシビアな感じで動いていく気がします。
射手座に火星があった時点では、“みんなで力を合わせて頑張って乗り切ろう”的だったノリも、山羊座に火星が移動した途端“あの人を蹴落としてでも自分が上に行く”、もしくは“助かりたい”みたいなノリに変わる気がします。
業績を立て直すという意味で、ガッツや工夫の段階ではなく、左遷やリストラ、そこまでいかなくてもあまり機能していない部署の廃止などがあるかもしれません。
ただ、山羊座はリアル(現実)を表す星座ですから、そこに火星が入るということは、希望に向けて火星を使っていた射手座の季節と違い、「現実を勝ち抜くために火星を使う」と思うと案外しっくり来る面もある気がします。
ただ、いずれにしても、新年早々引き締まった気持ちになりそうな星の配置かもしれません。
ジョニー楓さん
雑誌連載や、個人セッションなど多岐にわたって活躍し、著名人からの鑑定の依頼も絶えない。タロットカードや、ダイスなども使い複合的に占う。インスタグラム/公式ブログ
絵/植田志保(
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