山口知宏の社会運勢学 「社会運勢学」とは5000年に及ぶ易と九星気学の手法を用いて地球の動きを読み解き、現象学、人類社会学、文化人類学を駆使し、歴史と照らし合わせて構築された未来学です。
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新しいことにチャレンジしてこそ第二の人生が始まります
2024年は“天の気”は「甲(きのえ)」。甲とは固い種が割れて芽が出て動き出し革新が始まる。半面、なれ合いの勢力も強まります。そして
“地の気”は「辰(たつ)」。2023年の「卯(う)」の年で新しい扉が開き新天地が見え、辰は新天地を開墾、開拓、発展させる気運ですが、ただし、崖に当たるのでそれを乗り越える苦労がある年となります。
紆余曲折を伴いながら新天地へ踏み出す改革の年
1964年も「甲辰」の年でした。東京オリンピックが開催され、東海道新幹線の開通、経済協力開発機構に正式加盟し戦後の復興を成し遂げた節目の年となり、東京で国際通貨基金と世界銀行の総会が開催され先進国の仲間入りを果たしました。一方で高度成長期のひずみで公害の環境問題が表面化。新旧体制のせめぎ合いが続き、結果、環境対策のための技術革新に取り組んだ企業が今や、世界進出を遂げ繁栄しています。
“人の気”は「三碧木星(さんぺきもくせい)」です。朝陽が昇り新しいものが動き始め、頑張ってきたことに陽の目が当たり、新旧交代の動きとなります。その動きと反して、事故や詐欺事件が増えていく傾向もあります。
2024年の甲辰の革新発展は、一進一退を繰り返しながら三碧木星が後押しをして、産みの苦しみを伴いながら革新していく風潮が流れ出します。希望を持って崖を登る時、新天地の繁栄が待っているという気運です。
人生観を見直して自分の力を試すスタートの時
この気運は個人の人生にも影響します。今年から生活や習慣のルーティーンを見直し、人生に新しい風を入れることが大切になります。10年後20年後のライフスタイルと資産を考え、家の改築や引っ越し、保険の見直しなど具体的に取りかかることです。そのうえで新しいことにチャレンジすることが開運となります。そして、第二の人生のスタートをさせるべき一年となるのです。
世の中はインフレ経済が拡大し競争市場が活性化し、さまざまなモードチェンジが始まります。そのためにモノ、人、資源の確保が急務となります。それゆえ培ってきたキャリア、才能、技術、専門性などに資産価値が上がり、定年退職や現役を退いたかたがたに陽が当たり、社会が必要とします。
これが新天地の意味です。年齢や性別に関係なくその人の資質で活躍でき、社会は資質に投資をするようになります。特に過去のインフレ経済時代に現役だった人は重用されるでしょう。だからチャレンジするのです。
チャレンジには、若々しさを保つための健康管理や美容、装いも含まれます。若々しさと健康を維持することはそのままエネルギーになります。メンタルや考え方の柔軟性も問われます。学び直しや得意分野をさらに深める努力は続けるべきでしょう。その人の意識次第で陽が輝き出すのです。
チャレンジする人には宇宙が味方します
新しいことにチャレンジし始めると、宇宙が応援し出します。運気に乗り始めるとその人の実力以上にパワーが発揮されていきます。それが運勢を変えるコツで、開運する術なのです。ぜひ、新しい一年をスタートさせましょう。
山口知宏(やまぐち・ともひろ)
一般社団法人社会運勢学会理事。ネクストフロネシスブレイン代表取締役。経営コンサルタント。気学や易、社会情勢を取り入れた独自の視点による読み解きで、講義を開催。シンクタンクのマインドズームでのセミナーもキャンセル待ちが続出するほどの人気を博す。近著に『7日間で劇的に変わる 経営運勢学(ビズトロジー)』(合同出版)。
九星気学で自分の本命星を見つける
(1)西暦の生まれ年の各数字を、1~10のいずれかになるまで足してください。
(2)11からその数字を引いた数の星があなたの本命星です。ただし、1月1日~2月3日に生まれたかたは前の年の本命星になります。例えば1973年1月30日生まれのかたは、1972年生まれとして計算してください。
九星ごとに読み解く 2024年の運勢
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