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『家庭画報』2024年2月号では「『箱根駅伝』─主役はやっぱり4年生!」と題して、箱根に懸ける選手や監督の思い、記念すべき第100回大会の見所などを紹介しています。特に注目したのは、コロナ禍で入学し、大歓声に包まれる“本来の”箱根駅伝を今年初めて経験できた4年生たちです。
このフォト特集では、能登半島地震で被害に遭われた皆さんに心を寄せながら開催された大会で、優勝した
青山学院大学(2024年1月9日配信)と準優勝の駒澤大学の貴重な未公開写真、そして誌面に書ききれなかったこぼれ話をお届けします!
「箱根駅伝」フォト特集 vol.2 駒澤大学編
貴重な「未公開写真」をフォトギャラリーで見る>>出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝を制し、史上5校目、駒澤大学では初となる三冠を成し遂げた2023年度。大八木弘明監督が総監督に、藤田敦史コーチが新監督となって迎えた今期も、4年の鈴木芽吹主将、3年の篠原倖太朗選手、2年の佐藤圭汰選手という学生界最強の三本柱を中心に、4年生たちがチームとしてまとめ上げ、強い駒澤を体現。出雲駅伝、全日本大学駅伝において圧勝し、その勢いで第100回箱根駅伝も制するのでは?、大学駅伝史上初となる三冠2連覇もあり得るのでは?というのが、今大会前に多く聞かれた見立てでした。ところが。
指揮官・原 晋監督の想定すら超える神がかった走りを見せた青山学院大学が2年ぶりの総合優勝を飾り、駒澤大学は2位という結果に。
ほとんどの選手が設定に近いタイムで走り、大きなブレーキがあったわけではないものの、今期初めて他大学の背中を追う展開となり、掲げていた“三冠2連覇”という目標にはあと一歩届きませんでした。実力に加え、時の運が勝敗の行方を左右することもあります。勝つ時には仲間内の連鎖がプラスに働き、負ける時には思わぬ結果につながってしまうことも起こり得る。今回は、青山学院大学を称えるに尽きます。
箱根駅伝で優勝できなかったからといって、三冠2連覇が達成できなかったからといって、ここまでの日々が、たゆまぬ努力が無駄になるわけではありません。
卒業を控えた4年生のこれからの人生にエールを込めて、復路でのゴール後、大手町において囲み取材や独自取材でお聞きしたコメント、『家庭画報』2024年2月号で書ききれなかった内容をご紹介紹介します。