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- 阿川佐和子さん、お母様譲りのシックなきもの×帯結びアレンジで魅せるパーティの装い
「海外の方と同席するようなパーティには、どんなコーディネートのアレンジが楽しめるかしら……」。
春に向けて華やかな集いの機会が一層増える時季を見据え、読者の気持ちを代弁すべく阿川さんから、前述の疑問が湧きました。パーティのドレスコードを教科書通りに考えると、“晴れやか訪問着”なら気後れすることがありません。
現に昨年6月には、光沢の美しいペールミントの地にコーラルレッドの芥子が躍動的に咲き誇る単衣の訪問着でレッドカーペットデビュー。雲の文様を織り出した白地の帯が涼やかな抜け感となった清々しいコーディネートをご披露くださいました。
阿川佐和子(あがわ・さわこ)
©Akinori Ito
作家・エッセイスト 1953年東京生まれ。大学卒業後、テレビ番組でのリポーターを機に、報道番組でのキャスターや司会を務める。映画やドラマに出演するなど女優としても活躍。『週刊文春』(文藝春秋)では対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」を、『婦人公論』(中央公論新社)、『波』(新潮社)他では多くのエッセイを連載。テレビ朝日系列『ビートたけしのTVタックル』にレギュラー出演中。『話す力 心をつかむ44のヒント』(文春新書)他、著書多数。
撮影/森山雅智 伏見早織(本誌・取材) ヘア&メイク/田中舞子(VANITÈS) 着付け/石山美津江 構成・取材/樺澤貴子