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寒さも和らいで、春の光がきらきらと注ぐようになると、雛の日がやってきます。いくつになっても初節句の雛を覚えているように、この日は女性にとって格別な日。テーブルに立雛と犬筥を飾り、桃の節句のおもてなしをしてみませんか。
「伝統工芸 青山スクエア」で、令和の雛として注目を集めているのが、シンプルでミニマルな立雛。愛らしい江戸木目込の雛人形です。立雛は、流し雛の風習が発祥。奥ゆかしい姿に、祈りの心を託しましょう。
水ぬるみ、冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる啓蟄の候。清々しくて優美な駿河竹千筋細工の花器を2つ並べて花を挿すと、ぼんぼりのよう。花の香りや春色があでやかに季節を誘ってきます。
そして麗らかな日にぴったりなのが、風通織のストール。薄手のシルクは、軽い手触りで爽やかな着け心地。透明感のある色調と洒落た柄が、春の風を優しく受け止めてくれます。
●お問い合わせ
伝統工芸 青山スクエア
電話 03(5785)1301
URL:https://kougeihin.jp/
桐の粉をふ糊で固めた桐塑で胴体を作り、筋彫りを入れて布地をはめ込み衣装を着ているように作る江戸木目込人形は、江戸時代から受け継がれている伝統工芸品。東京や埼玉で生産される関東生まれの人形は、やや細面で目鼻立ちがはっきりしているとされる。黒塗丸台付き。
●材質 桐塑 絹
●サイズ(約)男雛:横9.3×奥行き5.3×高さ13.6センチ 女雛:横4.3×奥行き4.2×高さ11.2センチ
●重さ(約)男雛:99グラム 女雛:50グラム
●お届け予定日 10点まではご注文から2週間以内、以降はご注文の翌月末まで
雌雄一対の犬をかたどった張り子細工の箱。古くから安産多産な犬にあやかり出産を見守って飾る風習があり、やがて少女の成長と幸せを祈って雛壇に飾られるようになった。和紙を貼って固め、胡粉を塗り、磨いて製作。小さくも風格が漂い、愛らしい雰囲気が安心感を与える。
●材質 和紙 金箔
●サイズ(約)各横5×奥行き3.2×高さ3センチ
●重さ(約)各11グラム
●お届け予定日 10点まではご注文から2週間以内、以降はご注文の翌月末まで
熱で曲げた竹から立体の形を作る駿河竹千筋細工。極細の丸い竹ひごを上、中、下の枠に設けた穴に一本一本差し込んで組み立て、花器の形に作り上げた。竹の軽やかさと清々しさを生かしたシンプルな籠は、LEDキャンドルを入れるなどして照明にも。黒樹脂製の落とし付き。
●材質 竹
●サイズ( 約)花器:径11.5× 高さ10.5センチ
●重さ(約)70グラム
●お届け予定日 ご注文の翌月末まで
軽やかな風合いは、旧式のシャトル織機で織り上げたことで生まれたもの。表裏別の色糸を用いた二重組織で、表裏で異なる柄や色の組み合わせが織り出される。「春の香りを運ぶ風」(ベージュ系)、「秋の実りを知らせる風」(グレー系)、「冬の無音を奏でる風」(ブルー系)をイメージした3色。
●材質 絹
●サイズ(約)各縦182×横61センチ(フリンジを除く)
●重さ(約)各85グラム
●お届け予定日 ご注文の翌月末まで
全商品共通のご案内
●申し込み期間
~2024年3月31日(水)まで
※送料は商品の代金に含まれません。
※商品は「伝統工芸 青山スクエア」より発送されます。
※商品は手作りのため、サイズや色、形、仕上がりなどが写真や説明と異なる場合があります。
連載「伝統工芸 青山スクエア]季節を彩る美しき伝統の技
・第1回「今様の住空間のしつらいにふさわしいモダンな器で、月見とうさぎの宴を楽しむ」>>>
・第2回「秋の夜長を楽しむための、五感に響く美しき工芸品」>>>
・第3回「正月、福を呼ぶ龍のしつらい」>>>
・第4回「春風誘う麗らかなおもてなし」※この記事
撮影/本誌・坂本正行 スタイリング/横瀬多美保 取材・文/片柳草生 『家庭画報』2024年3月号掲載。 この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。