〔特集〕華やかな午後の美味時間 心躍るアフタヌーンティー 英国の貴婦人の楽しみとして始まったアフタヌーンティー。海を渡り、日本では四季折々の旬を織り交ぜながら華やかに進化し、多くの方に親しまれています。2024年春のアフタヌーンティーの最新情報をお届けするとともに、知っておきたいアフタヌーンティーの基礎知識を学びます。
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アマン東京──ザ・ラウンジ by アマン
黒×赤が映える空間でいちご尽くしを
全7種のスイーツは上段と中段に分かれて登場。上段にはケーキやマカロンが、中段にはグラススイーツやシュークリームが並ぶ。下段がセイボリー。スコーンは、プレーンスコーンと柚子とホワイトチョコレートのスコーンの2種を用意。クロテッドクリームといちごジャムに加え、アプリコットジャムとはちみつも。
ジュエリーボックスにぎっしり敷き詰められて運ばれてくるのは、まるで宝石のような3種の国産いちご。品種は日替わりで、酸味や甘み、香りなどをバランスよく食べ比べできるよう、シェフが吟味しています。
シェフが厳選したいちごは、「とちあいか」や白いちごの「淡雪」など、味や香りはもちろん、形や色の違いも楽しめる。
春の香りに心も躍る「ストロベリーアフタヌーンティー」は、「アマン東京」のラウンジで美しい眺望とともに楽しめます。
「苺のスープ」。軽やかなライチーの泡を目の前でトッピング。
まずは、爽やかなライチーのエスプーマをいちごのスムージーにのせた「苺のスープ」で乾杯を。
全12種のスイーツとセイボリーのうち11種にいちごを使用する、まさに「いちご尽くし」のアフタヌーンティーは、いちごを使うすべての品々と、他の食材や繊細なパーツなどを組み合わせ、味はもちろん、見た目にも飽きがこない工夫が施されています。
スタンド上段のスイーツ。いちごをたっぷり用いた盛りつけに、爽やかなグリーンのピスタチオがあしらわれ、プレートの中はまるで庭のよう。チョコレートでできた葉っぱも愛らしい。
シェフが特に注力したというのが、最上段に堂々と置かれたバスケット形のケーキ。フランス産のオレンジハニーのムースの上に酸味のあるいちごとライムのムースを重ねた一品です。
セイボリーには、ライスクラッカーやフレンチトーストも登場し、組み合わせたいちごの風味とのハーモニーと食感の違いを楽しめます。
いちごの赤い色がひときわ映えるシックなラウンジで、いちご好きにはたまらない贅沢なアフタヌーンティーをぜひ。
ラウンジの窓からは東京の街が一望できる。高い天井と広々とした空間で、ゆったりとしたひとときを。
アマン東京住所:東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー 33階 ザ・ラウンジ by アマン
TEL:03(5224)3339(予約専用・10時~19時受付)
料金:「ストロベリーアフタヌーンティー」(2024年4月14日まで)スイーツ7種、セイボリー5種、スコーン2種、ドリンク30種 1名1万500円~(サービス料込み)
営業時間:11時~16時30分(LO) 120分制
※HPまたは電話で予約可
(次回に続く。
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