磁器とアートの新たな可能性。創業160周年を迎えた「ベルナルド」の展覧会へ

1863年の創業以来、フランスのリモージュを拠点に美しい磁器を生み出してきた「ベルナルド」。料理を引き立てるコンテンポラリーな食器は、世界中のラグジュアリーホテルや一流レストランで愛されています。

食のトレンドをいち早くつかみ、シェフの理想を叶える高い製陶技術で世界をリードしてきた同社は、さまざまな芸術家とのコラボレーションでも知られています。芸術家からのリクエストに応えるべく重ねられた研究と、それによって実現した磁器による新たな表現……。ベルナルドが160年にわたって進化させてきた技術と創造の軌跡を体感する展覧会が、東京にやってきました。

「Transmission」と題された本展は、2023年にブランドの160周年を記念して、アドリアン・デュブーシェ国立美術館主催のもと、リモージュで始まりました。リモージュに次ぐ開催都市である東京では、伊勢丹新宿店（2024年2月14日～20日）と六本木の東京ミッドタウンにあるISETAN SALONE TOKYO（2024年2月28日～4月2日）を会場に行われます。

ジェフ・クーンズ作《ダイヤモンド（ブルー）》© Jeff Koons

磁器による芸術表現とあわせて、“磁器そのものの可能性”がテーマになった本展では、多くの人が磁器に対して持つイメージを一変させるような、独創的な作品も展示されています。また、会場では映像を通してアーティストたちとの出会いや制作の舞台裏も紹介。

テーブルに並ぶ食器の一つひとつにも、ベルナルドが誇る職人技が込められていることを実感できます。

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ベルナルド 展覧会「Transmission」
伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク／ザ・ステージ#5（2024年2月14日～20日）
ISETAN SALONE TOKYO（2024年2月28日～4月2日）
展示作品は一部を除いて購入可能。
お問い合わせ：03-6427-3713（ベルナルドジャパン）
https://www.bernardaud.com/