〔特集〕華やかな午後の美味時間 心躍るアフタヌーンティー 英国の貴婦人の楽しみとして始まったアフタヌーンティー。海を渡り、日本では四季折々の旬を織り交ぜながら華やかに進化し、多くの方に親しまれています。2024年春のアフタヌーンティーの最新情報をお届けするとともに、知っておきたいアフタヌーンティーの基礎知識を学びます。
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ウェスティンホテル横浜──ロビーラウンジ
横浜から富士山を望む天空でのひととき
23階の広い窓からは雄大な景色が望め、心が晴れやかに。
横浜の街の向こうに富士山を望むことができる「ウェスティンホテル横浜」のロビーラウンジでこの春いただけるのは、すべてのスイーツとセイボリーにいちごを使用した「煌めきのストロベリーアフタヌーンティー」。スイーツはもちろんのこと、アイディアの光るセイボリーにも注目です。
上段奥のグラスカップは「苺ジュレ カルダモン パンナコッタ」、中央はフレッシュのいちごとピスタチオクリームの上にメレンゲをあしらった「苺タルト」。下段には、「苺とシャンパンのスープに浮かべた燻製帆立貝のタルタル」、「苺と玉葱のブランマンジェ」など、繊細なセイボリーが並ぶ。右端グラスはいちごのモクテルで、爽やかな味わい。人気のスコーンは、香りの違いを楽しめるベリーとローズマリーの2種。週末限定でフレッシュのいちごも供される。
例えば、いちごの形に見立てたオープンサンドは、湘南産のしらすと細かく刻んだいちごをあえたサラダを、サクッと焼いたビーツ入りのパンにのせ、いちごのシートをかぶせています。
四季折々の旬の食材を主役に、柔軟な発想で考案されたメニュー。いちごのアフタヌーンティーは、可愛らしさも人気の理由。
「いちごを酸味のある野菜のように使い、驚きのある一品を目指しました」と話すのは、セイボリーを担当する横山 龍シェフ。
色も形も愛らしいスイーツは、バジルムースや爽やかなライムなどを組み合わせ、いちごの味わいを生かし、すべて異なる味や食感になるよう考え抜かれています。合わせる紅茶次第で、いちごの豊かな表情を発見できます。
ウェスティンホテル横浜住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-2-8 23階 ロビーラウンジ
TEL:045(577)0870(予約専用・10時~19時受付)
料金:「煌めきのストロベリーアフタヌーンティー」(2024年3月14日まで。)スイーツ4種、セイボリー5種、スコーン2種、ドリンク25種 1名月曜~金曜7500円~、土曜・日曜・祝日8500円~(サービス料込み)
営業時間:月曜~金曜12時~、14時30分~の各回120分制 土曜・日曜・祝日11時30分~、13時30分~、15時30分~の各回100分制
(次回に続く。
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