〔特集〕華やかな午後の美味時間 心躍るアフタヌーンティー 英国の貴婦人の楽しみとして始まったアフタヌーンティー。海を渡り、日本では四季折々の旬を織り交ぜながら華やかに進化し、多くの方に親しまれています。2024年春のアフタヌーンティーの最新情報をお届けするとともに、知っておきたいアフタヌーンティーの基礎知識を学びます。
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マンダリン オリエンタル 東京──オリエンタルラウンジ
バラのクリームとラズベリーのコンフィ、ラズベリークランチといちごのムースなど春色のスイーツが勢揃い。オリジナルブレンドティーのパウンドケーキも切り分けて供される。セイボリーは金目鯛のゆば巻き、地鶏のパロティーヌ、トマトのべリーヌなど魚、肉、野菜のメニューがバランスよく並ぶ。グラスドリンクは季節のモクテル2種(写真のモクテルは参考)。マンダリン オリエンタルオリジナルブレンドの紅茶と季節のフルーツティーもスイーツにぴったり。
くつろぎの空間で幸せのメニューを
柔らかな緑の色合いを基調とした空間に、ゆったりと配されたソファ。随所にシノワズリの雰囲気が漂う「オリエンタルラウンジ」は、ラグジュアリーホテルにありながら、どこか邸宅の応接間でくつろいでいるかのような居心地のよさを感じます。
バレンタインデーからホワイトデーにかけてのこの季節のアフタヌーンティーは「アムール(愛)」がテーマ。
「一口で召し上がっていただくアフタヌーンティーのスイーツは、シンプルにオリジナリティを出すことを心がけています。そして季節感と、何かしら“可愛い”要素もとても大切です」とファビアン・マルタン エグゼクティブシェフ。
さまざまな香りや食感が重なる楽しい味わいもさることながら、色や形の愛らしさも抜群。「アフタヌーンティーにはKAWAII(可愛い)が大事です」とファビアン・マルタン エグゼクティブペストリーシェフ。
愛らしいフォルムのスイーツ、素朴なスコーン、モダンな佇まいのセイボリー。フランスの名窯「レイノー」のシックな器がそれぞれの個性を引き立て、生かす。プレゼンテーションもアフタヌーンティーの大きな楽しみ。
スパイスやハーブなどのアクセントを加えたセイボリーも、レストランの料理とはまた異なる鮮烈な味わいに仕上げられています。また、特筆すべきはドリンクの種類の幅広さ。
オーダーごとに銘々のカップやグラスで供されるため、ホットもアイスも淹れたて・作りたてのベストタイミングでいただけるという細やかな心遣いも嬉しいかぎりです。
マンダリン オリエンタル 東京住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1 38階 オリエンタルラウンジ
TEL:0120-806-823(レストラン予約直通、9時〜21時受付)
料金:「アムールアフタヌーンティー」(2024年3月14日まで) スイーツ(プティフール)6種、セイボリー5種(土曜・日曜・祝日は6種)、スコーン2種、ドリンク20種~ 1名月曜~金曜8602円~、土曜・日曜・祝日9867円~(サービス料込み)
営業時間:12時~19時30分(LO) 120分制、ドリンクオーダーは90分制
※HPまたは電話で要予約3か月前より予約可
(次回に続く。
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