【IWC】強く美しいドイツ気質の時計作り
贅沢な時間の記憶
人生を彩る時計メゾン 「IWC」 スイス時計でありながら、ドイツ時計が持つ“堅牢さ”を感じさせる「IWC」。男性に人気のある時計メゾンの“優雅な一面”を伝えるコレクションが「ポートフィノ」です。
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時計好きの男性の間で、カリスマ的な人気を誇る時計メゾン、それが「IWC(アイ・ダブリュー・シー)」です。ブランド名は、International Watch Companyの頭文字から。
創業者のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズは、当時最も技術が進んでいるといわれたアメリカの時計生産システムを学んだ後、1868年にスイスのシャフハウゼンでIWCを設立します。
IWCの創業者である、アメリカ人時計師のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ。スイス北東部の街、シャフハウゼン中央を流れるライン川を利用した水力発電所に目をつけ、この地で起業しました。
ドイツ国境に程近いこの地域の公用語は、ドイツ語。フランス語圏のジュネーブのブランドとは一線を画するIWCの時計作りは、質実剛健そのもの。一切の妥協を許さないことでも知られ、その堅牢な腕時計の数々で、熱心な時計ファンを虜にしています。
そんな硬派な時計メゾンで、唯一レディスモデルを展開しているのが「ポートフィノ」です。イタリア北西部のリグーリア海岸に面する小さな入り江「ポルトフィーノ」が、コレクション名の由来。世界のセレブリティがお忍びでやってくる高級リゾートのエレガントな雰囲気を、美しい輝きを放つ腕時計で表現しています。
6時位置のインダイヤルでは太陽と月が回転して、昼と夜を伝えます。「ポートフィノ・オートマティック デイ&ナイト34」(18Kレッドゴールド×ダイヤモンド、カーフレザーストラップ、ケース径34ミリ、自動巻き)282万7000円/IWC
「12」と「6」だけをローマ数字としたシンプルな文字盤を取り囲むダイヤモンドが存在感を放ち、先端に向かって細くなる繊細な時分針が、優雅に時を刻みます。正確な時を刻む性能はもちろん、贅を尽くした上品な輝きが魅力の、IWCのポートフィノ。腕もとに目を向けるたびに、心を豊かにしてくれる腕時計です。
右・ひと回り大きな37ミリケースのブルーダイヤルが目を引きます。「ポートフィノ・オートマティック 37」(SS×ダイヤモンド、カーフレザーストラップ、ケース径37ミリ、自動巻き)158万4000円 左・スポーティなブレスレットタイプは優雅なリゾート地でのデイタイムにもぴったり。「ポートフィノ・オートマティック 34」(SS×ダイヤモンド、ケース径34ミリ、自動巻き)152万9000円/すべてIWC