〔特集〕一度は見たい絶景と癒やしを求めて 西オーストラリア感動の旅豊かな自然と都市の利便性を併せ持つ西オーストラリアの州都・パースを拠点に、忘れがたい絶景と、ここでしか出合えない花々や動物たちに癒やされる、感動の旅へ出発します。
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州都・パースを拠点に、大自然や愛らしい動物に出合う旅へ出発
オーストラリア大陸の約3分の1を占め、日本の7倍もの面積を持つ西オーストラリア州。その州都・パースは、スワン川沿いに広がる近代的な高層ビル群を、豊かな緑が囲む「自然と都市が共存する」美しい街です。
周辺には歴史的港町やワイン産地、愛らしい動物たちが待つ島もあり、さらに少し足を延ばせば大自然が織りなす壮大な絶景に出合える、西オーストラリアの旅の拠点でもあります。
2023年秋には成田空港からの直行便が3年7か月ぶりに運航再開。日本との時差は約1時間、年間を通して温暖で気候もよく、ここでしか出合えない絶景と自然美に癒やされる──そんな旅は、パースの街から始まります。
春爛漫、3000種が集うワイルドフラワーの園へ
一面に咲き誇る花絨毯は「ピンク・エバーラスティング」。花が乾燥していて長い間色褪せないことから“永遠”の名がつけられた。
可憐で生命力溢れる野の花を愛でて識(し)るキングスパーク(パース)自然の中で自生する鮮やかなワイルドフラワー。西オーストラリアはその宝庫として知られ、1万2000種以上の多種多様な花が自生し、さらにその約80パーセントがこの地でしか見られない固有種といわれています。
西オーストラリア固有の植物で囲まれた花時計は、入り口付近の人気スポット。
樹齢750年のバオバブの巨木。州北部の開発に伴い、約3200キロを旅して移植された。
オーストラリアに春が訪れる9月。パース中心部に約400ヘクタールの敷地を持つ「キングスパーク」では、「ワイルドフラワーフェスティバル」が開催され、約3000種類の花が次々と咲き始めます。
フェスティバル期間はフラワーショップのワゴンも。「ブーケにはバンクシアとユーカリが必須です」とフローリスト。
日頃は老若男女が芝生でくつろいだり、森の中をランナーが走ったりと、パースっ子の憩いの場である大公園ですが、この時季は西オーストラリア中のワイルドフラワーが一斉に見られるスポットとして、国内外から多くの人々が訪れます。
“鳥の目線”で空中散歩が楽しめる高架橋。
“カンガルーの前足”の名を持つ「カンガルーポー」、種類豊富な地生ラン、コアラの好物・ユーカリの鮮やかな花......。園内のギャラリーショップで手に入れたガイドブックを片手に、個性豊かなワイルドフラワーに出合う散策はまるで宝探しのようです。
世界最大の系統群であるキク科のエバーラスティングの一種。
「レッド・アンド・グリーン・カンガルーポー」は西オーストラリアの州花。
カンガルーポーの色は多彩で、猫の手足に似た「キャッツポー」もある。
ブッシュフードでもあるフトモモ科の「ジェラルトン・ワックス」。
羽毛状のがく片が特徴的な「フェザーフラワー」。
ボトルを洗うブラシに似ていることからその名もずばり「ボトルブラシ」。鮮やかな雄しべの赤が目を引く。
Kings ParkFraser Ave. Kings Park WA 6005
URL:
https://www.bgpa.wa.gov.au
●オーストラリア政府観光局URL:
www.australia.jp●西オーストラリア州政府観光局URL:
www.westernaustralia.com【Special Information】「西オーストラリア 感動の旅」へ初秋の日本を飛び立ち、春爛漫のオーストラリアへ。ワイルドフラワーが可憐に咲くパースを拠点に、誌面でお楽しみいただいた各地へとご案内する旅行企画を販売いたします。詳細は2024年2月1日発売の家庭画報3月号、またはプレミアム旅行社までお問い合わせ下さい。
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