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“老けないメイク”は強弱のバランスが大切。プロ流「チーク」の入れ方

2024.03.13

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〔特集〕塗るほど老けるを解決する「メイク“強化”レッスン」 第7回 ひととおり塗っても化粧映えしない、気合いを入れてメイクするとかえって年齢感が出てしまうなど、加減の難しさを実感している方も多いはず。魅力を最大限に引き出すメイク強化術の極意をプロに学びます。前回の記事はこちら>>

チークはメイク感のためでなく頰の補整のために使います。

●教えてくれた方
ヘア&メイクアップ アーティスト 尾花ケイコさん 
2002年にヘア&メイクアップアーティストとして活動開始。10年よりヘアメイク事務所PINKSSIONを主宰。雑誌、広告、化粧品開発等で活躍。美眉の伝道師としても知られる。著書多数。

メイクは強弱のバランスが大切。アイメイクとリップメイクを強化した顔においては、チークはマイナスするのが正解です。尾花さんいわく「自然な血色感はもちろん欲しいのですが、それを超えるような色みのあるチークは可愛くなりすぎるため、そもそも大人の女性にはトゥーマッチ。彩りを添えるのではなく、“ベースメイクの延長”と考えてほしいですね」。



ピアス60万5000円/デビアス フォーエバーマーク

ピアス60万5000円/デビアス フォーエバーマーク

ふわっとツヤを与える程度で十分

選ぶべきチークはツヤの質感が絶対条件。「ツヤがあることでみずみずしいフレッシュ感と、年齢とともになだらかになってきた頰にふっくらとした立体感を演出することができます。頰の高い位置に入れることでリフトアップ効果が得られるのです。広く入れる必要はありません」。カラーは血色になりすます程度のわずかな赤みを含んだピンクベージュかコーラルベージュを選びましょう。

必須アイテム

チークを塗ったという印象を与えない程度に、ふわっと軽やかにツヤのヴェールをかけます。笑顔を作って、入れる位置を確認。表情とマッチして、多幸感溢れる仕上がりに。リフトアップして見える効果もあります。 必須アイテム ベージュ系のチーク
透けるように発色して、ほのかな血色感とツヤを与える、微細なパール配合のピンクベージュ。肌に溶け込むようにフィットします。カラン ドゥ フェイス BE4016050円/エレガンス コスメティックス

黒目の下から頰の外側に向かって 黒目の下から頰の外側に向かって
笑顔を作ると頰の位置がわかりやすい。頰の丸みに沿わせブラシを横へ滑らせます。

境目をぼかすように内側に戻る 境目をぼかすように内側に戻る
フェイスライン手前で返し内側へ数回滑らせる。境目をなじませるイメージで。

・特集「メイク“強化”レッスン」の記事一覧はこちらから>> (次回に続く)

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年03月号

家庭画報 2024年03月号

撮影/資人導〈SEPTEM〉(人物) 小池紀行〈CASK〉(静物) ヘア&メイク/尾花ケイコ スタイリング/馬渕友野(人物) 高橋尚美(静物) モデル/Atsuko 取材・文/佐藤由喜美

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