日本の聖地を訪ねて 神聖なる力や自然の美しさを感じられる聖地を数秘研究家のともこさんが訪ねます。新時代の開運の縁となりますように。
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ともこ(磨雲木)
数秘研究家・コラムニスト。数秘の智慧を生活に生かし、しなやかで心地よい暮らしを送るヒントを伝えている。前作の続編『もっと!誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)が2024年3月7日発売予定。
波照間島にある日本最南端の碑。明かりが少なく気流も安定しているので、絶好の天体観測地。
日本最南端・最西端の聖地
波照間(はてるま)島&与那国(よなぐに)島
沖縄本島から南西に400~500キロ離れたところに12の離島からなる八重山諸島があります。日本最大のサンゴ礁と世界有数の透明度を誇る八重山ブルーから「日本の楽園」と呼ばれ、手つかずの自然が多く残っている島々は、独自の文化を持ち一度訪れれば必ず戻ってきたくなるといわれるほどです。
白い砂地に澄んだブルーの海が美しい波照間島のニシ浜。ニシとは「北」のこと。
今回はまず日本の最南端を目指し、石垣離島ターミナルから波照間島に向かいました。「果てのうるま(サンゴ)」という意味からその名がついたといわれる波照間島は、有人島で日本最南端に位置する周囲14.8キロほどの小さな島。
最南端の碑は高那崎にあり、岩と緑の平原の先は断崖絶壁! 迫力満点の荒波が待ち受けていました。ちょうど太陽が真上にあり、強い日差しとなって海を照らす姿は、神秘的な美しさ。地球を感じると共に、森羅万象への感謝が溢れました。
日本最西端の碑や灯台がある与那国島・西崎から国境を望む。
そして、石垣島へ戻り空路で日本の最西端・与那国島へ。島全体が龍雲をまとうかのような上空の美しさに、感動で言葉が出てきませんでした。国境というギリギリの所に堂々とある与那国島は、凜とした姿が上空から見ても印象的で、絶海の孤島が持つ逞しさも感じました。
与那国島南東部の海岸にそびえ立つ奇岩は、島のシンボル・立神岩(たちがみいわ)。
町の天然記念物である、日本在来馬8馬種のひとつである与那国馬。
日本最西端の碑がある西崎は、運がよければ年に数回、111キロ先にある台湾の島影を望むことができます。また日本で最後に沈みゆく夕日が見られる名所としても知られています。
国境を眺め、紡いできた歴史を感じる、美しき聖地がありました。
連載題字&龍翔鳳舞/宮崎県日向市・大御神社 禰宜 新名昭彦
龍のように力強く飛翔し、鳳凰のように華麗に舞うという発展を祈る意味。家内安全、無病息災、社運隆盛など、皆様の運気が上がり、健康でありますようにとの願いを「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」の文字に込めて。
取材裏話を音声でお楽しみください!誌面ではご紹介しきれなかった情報や、取材時の裏話をともこ先生にうかがいました。
取材裏話はこちらからご視聴いただけます>>