季節を楽しむガーデニング 連載「365日 花散歩に出かけよう」から、その月に咲くおすすめの一年草、多年草・宿根草、花木をそれぞれ紹介します。
3月の庭で咲く「多年草・宿根草」
一覧でご紹介します。見比べながら日々のガーデニングの参考に、咲かせてみたい花を探してみてください。
スノーフレーク
下向きにベル型の白い花が咲く様子が清楚でとても素敵。葉の茂り具合を見ると、数年は据え置きで育っている株のようです。
詳しく読む>> アジュガ
ガーデンの小道沿いに群生するアジュガ。ボリューム感ある青紫はよく目立ちます。
詳しく読む>> 原種系チューリップ
1球の球根からいくつもの花が咲くポリクロマ。草丈は10〜20cmですが、花は意外に大きく、頭でっかちな姿が微笑ましく感じられます。少しだけシルバーがかったように見える白い花弁が魅力的で、原種系の中でも早くから咲き出します。
詳しく読む>> バイモユリ
細い茎に6枚の花弁のベル型の花が下向きに咲きます。この風情ある姿が古くから茶花として愛されてきました。
詳しく読む>> エリスロニウム
群馬県の観光ガーデンで咲くエリスロニウム‘パゴダ’。花弁が徐々に反り返り、花色には少しずつ白が混じってきます。
詳しく読む>> セイヨウオキナグサ
セイヨウオキナグサの‘パールベル’という園芸品種。淡いピンクが優しい印象で、草丈のわりに花サイズが大きいのが微笑ましい!
詳しく読む>> スミレ
神奈川県の鎌倉のお寺の庭で咲いていたスミレ。淡い紫色は日本に自生するタチツボスミレ。濃い紫色はヨーロッパ原産の
ニオイスミレ。ニオイスミレは12月から咲き出します。
詳しく読む>> タンポポ
鎌倉のお寺の庭先で、ソメイヨシノの下で咲くタンポポ。株幅が50cm近くある大株に驚きました。花の裏側のがく片が反り返っているのでセイヨウタンポポと判断。
詳しく読む>> チューリップ
花形の違うチューリップを上手に組み合わせると、チューリップだけでこんなに表情豊かなガーデンに。中央で目を惹くクリーム色に濃いピンクが入る八重咲きは‘シャーリーダブル’という品種です。
詳しく読む>> エピメディウム‘スルフレウム’
濃淡のクリームイエローがとても優しい印象。茎が細く草姿全体が華奢な印象ですが、性質は丈夫で育てやすい宿根草です。
詳しく読む>> イチリンソウ
外周りのレイズドベッドに咲くイチリンソウ。ムスカリの青と一緒に咲く白い花がとてもさわやかです。毎年このシーンを見せてもらえるのはとても幸せなこと。
詳しく読む>> MEMO
・一年草花が咲き、種子ができると枯れてしまうのが「一年草」。育てやすく、ガーデニング初心者におすすめです。
・多年草・宿根草枯れることなく毎年花を咲かせるのが「多年草」。徐々に大きくなっていくので、経年変化が楽しめます。「宿根草」は冬に枯れてしまった後も根だけが残り、翌年にまた花を咲かせます。植え替える必要がなく、毎年楽しめるのが魅力。
・花木(かぼく)(3月21日公開予定)「花木」は花や実を愛でて楽しむために植える樹木のこと。比較的に少ないメンテナンスで存在感のある景色が楽しめます。