EDITOR’S REPORT 編集部員が街に溢れる情報の中から読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。
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日本料理 山崎
故郷の富山を食で盛り上げていきたいと、各地で料理修業後に富山市内で自身の店を構えて四半世紀。
次は富山から出て、東京から富山の魅力を発信したいと移転を決意した山崎浩治さん。「日本料理 山崎」は、東京駅からも近い京橋に、新たに暖簾を掲げました。
大阪の名料亭「かが万」で修業したご主人の山崎浩治さん。
海からは白海老、ほたるいか、山からは山菜、たけのこなど、多彩な味、香り、苦みに溢れる富山の春。この店の献立にも、それらの食材がふんだんに盛り込まれます。
殻をむいた白海老を合わせて茶巾絞りにし、爽やかな辛みのあるわさびの冷やしあん、梅肉といただく白海老の煮こごり。桜色のロゼのスパークリングワインに合わせて。
“ながらも”という粘り気の強い海藻と、辛味大根、白髪ねぎ、木の芽、つゆを混ぜていただく、さっぱりとした味わいの氷見牛のすきしゃぶ。器は信楽の杉本貞光作。
ほたるいかのわたを昆布とともに蒸し、行者にんにくなどと合わせたオリジナル味噌をつけていただく、ほたるいかの石焼き。
「食材は大切だけれど、食材に頼るだけの料理は出したくない」と、白海老は煮こごりに、ほたるいかは石焼きにしてオリジナル味噌をつけてなど、お客様に目で、舌で楽しみ、喜んでほしいという思いが伝わってきます。
「富山でも東京でもやることは同じ。レパートリーは無限にあるので年々パワーアップし続けています」。
1階にはカウンター8席、2階には4~6名用の個室1室。
日本料理 山崎
東京都中央区京橋2-6-7
営業時間:12時~、18時~(ともに一斉スタート)
土曜・日曜定休
昼2万9150円~、夜5万600円~
https://www.yamazaki-toyama.co.jp/内の予約サイトより要予約