仲よしの二人が輝く理由「君島十和子さん×君島幸季さん」──母と娘、美しく健やかに 第1回 美容家として、またご主人とともに会社経営に携わり実業家としても活躍する君島十和子さん。そして現在大学4年生になった次女の幸季(みゆき)さん。ともに美容と健康への関心が高い仲よし母娘のお二人に、これまでの思い出とともに、美しくあるために実践していること、普段なかなか話せないお互いへの想いなどを語っていただきました。
内側から健やかになるように朝の健康習慣を大切にしています
物心ついた頃からそばにあった美白習慣
十和子さん(以下、十和子) 健やかといえば、コロナ禍からあなたと一緒に運動をする習慣ができたわね。
幸季さん(以下、幸季) 朝のウォーキングとかね。それ以外に私はピラティスをしたり筋トレをしたり。ママも毎週筋トレをしているよね。始めて4年ほど経つけど、続けているとだんだん自分の体の調子がわかるようになってきた気がする。学校があってピラティスに通えない日が続くと、なんだか体が重たく感じるから。
立ち止まりがちな自分の背中を優しく押してくれる母のサポートのもと、自分の枠を広げてきたと話す幸季さん。
十和子 本当に体をほぐすって大切ね。あなたは高校時代、部活で運動する習慣があったけれど、コロナ禍は一転して家中心の毎日。一緒にいる時間が長くなったことで生活習慣とか美容とかファッション、いろいろな情報交換をよくするようになったわよね。
幸季 そうね。でも私はコロナ禍の前から、ママにいろんなことを教えてもらっていたよ。自分の感覚としては、教えられたというより、物心ついた頃から当たり前のようにそうだった、という感じだけど。例えば、日焼け対策とかね。幼い頃から日焼け止めは一年中していたし、中学の時から日傘を差して学校に行っていたもの(笑)。
十和子 あなたの通った中学・高校は私の母校でもあるけど、毎日、朝日を浴びながら駅から15分くらい歩くから、日焼け対策はやっぱり必須。
幸季 中学の頃はまだ日傘を差している同級生はいなかったから、まわりからは「すごいね」なんていわれたなあ。でもうちでは、お弁当を学校に持って行くのと同じくらい、日傘を持つのは当たり前だった。高校生になると皆お洒落に目覚めるから、友達から「何、使っているの?」とか「何がおすすめ?」とか、よく聞かれるようになったな。
十和子 あなたはコツコツ続ける真面目さがあるから、途中で投げ出さずにずっときちんと日焼け対策をしていたわね。
幸季 私、決めたことに対してはストイックだから。でも、そもそも継続する大切さを見せてくれたのはママだよ。美容家として健康と美容に意識を向けて、情報をアップデートしようとする姿も見てきているから、私も追いつかなきゃなっていつも思う。
十和子さんいわく「幸季は食の好みや行動パターンが夫に似ています」。その個性を育むように育ててきたという。