お花見ランチもフレンチスタイル
桜が咲く静かな広場を地元の方に教えていただき、早速お出かけしました。持参したのは日本式のお弁当ではなく、一品ごとに保存容器に入れたもの。それも事前に作り置きできるものがほとんどです。
「時間をかけてきれいに詰めるより、いつものおかずをそのまま持っていくほうが、気軽に楽しく出かけられます」と志麻さん。直売所で見つけた、露地ものの小さないちごを使ったスイーツも紹介します。(次回以降の記事でご紹介します。)
志麻さんのお花見ランチレシピ
サーモンマリネ
前日に漬けておくだけで、スモークサーモンとは異なる濃厚なおいしさに。
材料(作りやすい量)
・サーモン(刺し身用) 1キロ
・A【塩 100グラム(サーモンの重量の10パーセント)、砂糖 10グラム(サーモンの重量の1パーセント)、黒こしょう(粒) 適量】
・オリーブ油 適量
・レモン・ディル・ケイパー(好みで) 各適量
作り方
(1) 前日にペーパータオルでサーモンの水気を拭き、Aを混ぜ合わせて全体にふりかける。ラップをぴったりとはりつけて包み、冷蔵庫で一晩おく。
(2)(1)を洗ってボウルに入れ、浸る程度の水を注ぎ入れて20~30分おいて塩抜きをする。
*塩抜きの時間は味見をして加減する。(3) 水分をしっかり拭き取り、オリーブ油を全体にからむ程度にかける。レモン、ディル、ケイパーを添える。食べるときに薄くそぎ切りにする。
*すぐに食べないときはオリーブ油をからめ、ぴったりとラップで包んで保存する。タサン志麻料理人と家政婦の経験で培った、技やセンスが光るレシピが大好評。2023年、古民家を購入して、夫のロマンさんとリノベーションに奮闘中。3人の子どもの母。
(次回に続く。
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