2 趣味 好奇心を持ってやれることを一つでも
絵画鑑賞より自分で描くなど、能動的に行えることを「趣味活動も、脳にとてもいいといわれています。知的好奇心を持つことは、脳にとっての栄養、すなわち、脳が幸せを感じることだからです」と瀧先生。料理、将棋や囲碁、ガーデニング、旅行など何でもOK。
「一つでもいいから興味を持ってやることが大切なのですが、もしこれから始め絵画鑑賞より自分で描くなど、能動的に行えることをるのなら、受動的ではなく能動的なことがおすすめです。例えば絵画鑑賞、これはもちろんよいのですが、絵を観るよりは描くことのほうがより効果的だといわれています。音楽鑑賞よりも何か楽器を習い、積極的に楽譜を覚えたり理解しようとすると、より楽しくなりワクワクする気持ちが続きます」
1年に数回、ではなく定期的に楽しんで「趣味なので、毎日必ずやらなければならない、ということはありませんが、1年に数回だけとか数年に1回だけというのではなく、定期的に楽しめる趣味を持つようにしましょう」。例えばサークルに入るのもよいかもしれません。同じ趣味の人たちと楽しむことは、脳が喜ぶ「コミュニケーションをとる」ことにもつながります。