小池栄子さん「誰かにウケようとするより、自分が面白いと感じたことを発して失敗するほうがいい」

トップブランドの春夏最新コレクションをまとって　オーラを放つ時代の主役たち　多彩な活躍で老若男女問わず愛される方々がトップブランドの新作を身にまとい、颯爽と登場してくださいました。溢れんばかりの５人のオーラを、それぞれの素顔が垣間見えるインタビューとともにお届けします。前回の記事はこちら＞＞

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オーラを放つ時代の主役たち・小池栄子さん

Bottega Veneta　目の細かいサルトリアルウールツイルを100パーセント使用したジャケットとパンツ。サンダルのボンボンをアクセントに。「トップスのシルエットがAラインできれいですね。少年っぽさの中に女らしさもあって。好みです」。ジャケット22万円　パンツ15万8400円　靴17万500円／すべてボッテガ・ヴェネタ（ボッテガ・ヴェネタ ジャパン）　ペンダント110万円／ブチェラッティ

「誰かにウケようとするより、自分が面白いと感じたことを発して失敗するほうがいい」

よく通る声で｢おはようございます！｣と明るく元気に登場された小池栄子さん。ドラマや映画、バラエティ番組にMC、舞台とまさにひっぱりだこ。2024年3月、東京・日比谷にて出演予定の舞台『骨と軽蔑』も、チケットは即完売に。

「ミニチュア・シュナウザーの母娘を飼い始めてデニムなどのシンプルで動きやすい服を着ることが増えたので、普段着られない洋服での撮影は楽しいですね」と笑顔で撮影に臨んでくださいました。

Ralph Lauren Collection　「以前は自分を守ってくれるような暗めの色の服を着ていると安心でしたが、このピンクはひと目見て着たい、と思いました。サテンの肌触りも最高です」。ジャケット50万500円　ビスチェ16万6100円　パンツ22万6600円　キャップ7万5900円／すべてラルフ ローレン コレクション（ラルフ ローレン）　イヤーカフ5万8300円／トムウッド　ブレスレット121万円／ブチェラッティ

デビューしてからの日々を振り返り、「20代の頃は自分が何者かもわからないし、仕事で認めてもらえないと感じて焦ったり、落ち込んだり……。でも諦めず逃げずに向き合っていたら、少しずつ形ができて自信も持てるようになっていったんです。仕事に邁進していた20代、基礎を固めていった30代。40代に入ったら少し肩の力を抜きつつ、私生活でも仕事でも新たなことにチャレンジできるようになってきました」。

小池さんといえばトーク番組やバラエティ番組での、切れ味鋭く間も絶妙なコメントが視聴者から高評価。「誰かにウケようと考えた言葉よりも、自分がそのときに面白いと感じたことを投げかけて失敗するほうがいい。自分の感性を信じて発言している部分はあるかもしれません｣。

Louis Vuitton　エレガントな白のジャンプスーツをアクティブに着こなしてくれた小池さん。「デコルテまわりが美しく見えるのも嬉しいですね。白は自分の内面まで映し出されてしまう気がして恥ずかしくて（苦笑）。いつか素敵に着こなせるようになりたいです」。　ジャンプスーツ65万4500円（参考価格）　靴17万3800円　イヤーカフ（2個セット）7万4800円　ネックレス6万6000円　ブレスレット10万7800円（参考価格）　リング5万9400円／すべてルイ・ヴィトン（ルイ・ヴィトン クライアントサービス）

ご本人曰く「基本的な性格は小さい頃のまま。人が好きなんです。商売を営んでいたため、人の出入りが多い環境だった実家の祖父母や両親から『生き方に正解はない。人間、誰もが面白くて愛おしい存在なんだ』、『どんなときでもいつも笑顔でいなさい』ということを学びました」。

自然体で輝き続ける小池さん、これから年齢を重ねてどんな表情を見せて魅了してくれるのか。ますます目が離せません。

小池栄子
1980年東京都生まれ。雑誌､テレビ､映画､舞台などで活躍中。ドラマ『義経』､『大奥』､『コタツがない家』､映画『接吻』､『八日目の蟬』などに出演。舞台『グッドバイ』で第23回読売演劇大賞最優秀女優賞、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条政子役で第31回橋田賞など受賞多数。ご主人で元総合格闘家の坂田亘さん、犬2匹と暮らす。

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