日本の聖地を訪ねて 神聖なる力や自然の美しさを感じられる聖地を数秘研究家のともこさんが訪ねます。新時代の開運の縁となりますように。
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ともこ(磨雲木)
数秘研究家・コラムニスト。数秘の智慧を生活に生かし、しなやかで心地よい暮らしを送るヒントを伝えている。前作の続編『もっと!誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)大好評発売中。
和歌山県のほぼ中央部を流れる日高川。橋には龍のモニュメントが飾られている。
龍脈が流れる水と癒やしの聖地 龍神村
和歌山県田辺市龍神村。かつて、日本の和歌山県日高郡に存在した村で、現在も「龍神村」の名称を残しています。高野山から流れる龍脈は清流日高川の流れに沿って地域に流れ、唯一無二のパワースポットとなっています。
周囲を石壁と塀で囲まれた神秘的な雰囲気の皆瀬神社。八幡大明神を祭神とする。
龍神の鎮守・皆瀬神社の御神木が荘厳な龍に。世界的チェンソーアーティスト・城所ケイジ氏の作品。
最初に出迎えてくれたのが、天空にそびえる龍神像。皆瀬(かいせ)神社の御神木を使い作られたもので、地上5メートルの荘厳な龍として魂が入れられたその姿は圧巻! 昇龍を思わせるダイナミックさに誰もが驚かれるでしょう。
龍といえば水の神様としても有名で、龍神村を幾度も訪れる方々が、一番の魅力としてあげられるのが「水と温泉」。龍神温泉は「日本三美人の湯」のひとつに数えられ、弘法大師が難陀龍王(なんだりゅうおう)の夢のお告げによって、約1300年前に開いたといわれています。高野詣の後、高野龍神スカイラインから護摩壇山(ごまだんざん)を越え、「化粧水いらず」と呼ばれる美肌の湯で安らぐ方が多いというのもうなずける、癒やしの空気が満ちていました。
三ツ又星神、別名星神社。地元では星神さんと呼ばれ親しまれる。
また龍神村には陰陽師・安倍晴明の伝説が残っていたり、竜頭地区・三ツ又にある星神社では、古代に裏山へ隕石が落ちたという伝承があり、苔むした雰囲気は異世界にいるかのようでした。
干潮時はすぐ近くへ行くことができる白浜町の龍神夫婦岩。
旅の最後は龍神村ドラゴンミュージアムで教えていただいた白浜町の龍神夫婦岩へ。日本列島は龍の形をしているといわれますが、龍の国に住まう喜びを感じる絶景でした。龍神様のご加護にあやかれる、美しき聖地がありました。
連載題字&龍翔鳳舞/宮崎県日向市・大御神社 禰宜 新名昭彦 龍のように力強く飛翔し、鳳凰のように華麗に舞うという発展を祈る意味。家内安全、無病息災、社運隆盛など、皆様の運気が上がり、健康でありますようにとの願いを「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」の文字に込めて。
取材裏話を音声でお楽しみください!誌面ではご紹介しきれなかった情報や、取材時の裏話をともこ先生にうかがいました。
取材裏話はこちらからご視聴いただけます>>