〔特集〕近くて最旬のアジア(3)ルボンボン優子さんと訪ねるタイ“シノワズリ”の世界 東南アジアの中心に位置し、古くからさまざまな国の影響を受け文化を育んできたタイ。この国に息づく“シノワズリ”な世界を、2023年春、タイに移住したルボンボン優子さんに案内していただきました。インテリアの参考になるスポットから、お気に入りのレストランやホテル、そして素敵なご自宅まで。優雅なタイの魅力をご紹介します。
前回の記事はこちら>>・特集「近くて最旬のアジア旅」の記事一覧はこちらから>>
タイの暮らしに息づく工芸を訪ねて
誕生して40年。ギャラリー、ギフトショップ、飲食店など133軒が入る。
アジア各国のアートを扱う巨大なアンティークモール「リバーシティ バンコク」
コンテンポラリーアートから古美術品まで数多くのギャラリーが連なり、毎月オークションが開かれるアートスポット。アジア各国の美術品がここに集まることで知られています。
優子さんが時折足を運ぶのは、アンティークを扱うギャラリーが軒を連ねる3、4階。「個性的なギャラリーがいろいろとあって、アンティークを見て学ぶ貴重な場所です」。
4階のオークションハウスも、たとえ参加しなくても出品作品の鑑賞が可能。日本では見かける機会が少ない、東南アジアの美術を知るきっかけになりそうです。
リバーシティ バンコク
23 Charoen Krung 24, Talard Noi, Sampantawong, Bangkok
TEL:+66-(0)2-237-0077
営業時間:10時~20時
定休日:無休(営業時間と定休日は店舗により異なる)
・デックギャラリー仏像や置物、家具、陶磁器など、タイや周辺国、中国のアンティークが並ぶ。100年ほど前にタイで使われていたという中国製ティーポット4万バーツ〜。手前はスコータイの古陶磁2000バーツ〜。
デックギャラリーリバーシティ バンコク4階447番
TEL:+66-(0)8-1421-6267
営業時間:10時30分~19時
定休日:日曜
・アダルズ コレクションご自身がコレクターだったというアダルさんの審美眼で選んだ古いベンジャロン焼や、金彩が入った色絵磁器「ラーイナームトーン」を扱う。日本語対応可。上の写真、上段手前の蓋物5万バーツ。
アダルズ コレクションリバーシティ バンコク3階318番
TEL:+66-(0)8-1446-6320
営業時間:12時~19時
定休日:無休
ルボンボン優子さんヨーロッパやアジアから輸入するインテリアアイテムやテーブルウェアを扱うセレクトブランド「ルボンボン」オーナー。ホームデコレーションや食卓など日々の暮らしを発信するインスタグラム(
@lebonbonyuko)や「美味しい!家庭画報」(
@bimi_kateigaho)の連載が人気を集めている。
【Special Information】ルボンボン優子さんと一緒にお買い物バンコク、シノワズリの世界を巡る旅へ ショップや工房に同行し、お買い物のアドバイスをしてくださるルボンボン優子さん。
この特集で紹介した美術館やショップ、バンコク郊外にある工房をルボンボン優子さんとともに巡り、お買い物やオーダーメイドを楽しむツアーを企画しました。滞在はチャオプラヤ川を目の前に立つ最新のラグジュアリーホテル「カペラ バンコク」。“シノワズリ”の世界に浸る特別な旅に、きっとなるはずです。詳細は発売中の家庭画報4月号、またはプレミアム旅行社までお問い合わせ下さい。(問)プレミアム旅行社TEL:03‐3262‐6480受付時間:10時30分〜17時30分(休業日:土曜・日曜・祝日)URL:https://pre-t.co.jp/
(次回に続く。
この特集の記事一覧はこちらから>>)