「歯周病」のリスク要因、予防から治療まで。食物繊維の摂取も予防に大切

歯ブラシやサポートグッズの選び方、使い方は歯科医師や歯科衛生士に指導を受けるのが安心です。「使用状態によりますが、取り替えるのは1か月に1回くらいを目安にするといいでしょう。電動歯ブラシは普通の歯ブラシでブラッシングの方法を覚えてから使うと力の入れすぎなどを防げます」。

舌の表面につく舌苔を取るかどうかは「舌苔の付着程度によります。舌苔は細菌の温床になり、味覚も損ないますが、取りすぎると舌の表面を傷めます。ちょっと多いなと思うときに舌ブラシで軽くこすればいいでしょう」。

歯科でのチェックは3〜6か月に1回が目安です。歯や歯肉、嚙み合わせの状態、ブラッシングがうまくできているかをみてもらい、プラークや歯石がついていたら除去してもらいましょう。虫歯や嚙み合わせの悪い部分を治療することも重要です。


歯周病でなくても、習慣的に歯ぎしりをしている場合は、マウスピースをオーダーメイドで作り、就寝前に装着するのも方法です。

食物繊維の多い食品をよく嚙んで食べることも予防になります。丈夫な歯周組織を作るためにビタミン類の摂取も大切です。

歯周病の治療は次のページを参考に。歯周病の治療について専門的に学んでいる認定医・専門医は日本歯周病学会のホームページで検索できます。

日本歯科医師会 日歯8020テレビ
基本的な歯の磨き方

日本歯科医師会では基本的な歯の磨き方に関する動画を公開しています。自分のケアの仕方を見直してみるとよいでしょう。
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