EDITOR’S REPORT 編集部員が街に溢れる情報の中から読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。
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一保堂茶舗 京都本店
享保2(1717)年創業の歴史を守りながら、今の暮らしに寄り添うお茶を提案する「一保堂茶舗」。
和モダンな空間に生まれ変わった喫茶室「嘉木」。
その本店が、160年前の建物の趣に新たな魅力を吹き込み、お茶をより楽しめる空間に生まれ変わりました。
特撰煎茶と和菓子のセット1980円。すべてのお茶に京都の菓子店から日替わりで届く和菓子がつく。
売り場の奥には目の前で抹茶を点てたり、急須でお茶を淹れて提供するテイクアウト専用のカウンターを新設。
テイクアウト専用のカウンターでは手測り、目測りで淹れるスタッフの手もとが見られる。
テイクアウトの抹茶540円。
以前から人気の喫茶室「嘉木(かぼく)」は席数を増加し、聚楽(じゅらく)仕上げの壁とイタリア製の寄せ木の天井を組み合わせ、常滑焼のタイルやガラス板、錆を施した銅板を取り入れた和とモダンが融合する数寄屋空間にアップデートされました。
京都本店の母屋は蛤御門の変の後、再建。今回、エントランスや売り場も新しくなり、抹茶をはじめ玉露、煎茶、番茶などの4茶種約30銘柄を揃える。
京都本店限定の特撰煎茶1620円(50グラム)、3402円(90グラム)。
本店限定や季節限定のお茶をお菓子つきで楽しめ、花やアート、庭を愛でながら思い思いの時間を過ごせます。
新たに誕生した「はなれ」は中庭を見ながらテーブルを囲んでお茶ができる個室。
個室の「はなれ」や、母屋の一角でお茶や道具の扱いの相談にのってくれるコーナー「つぎの間」も揃え、本店ならではの体験ができます。
一保堂茶舗 京都本店
京都市中京区寺町通二条上ル常盤木町52
TEL:075(211)4018
(営)10時~ 17時(喫茶室「嘉木」は16時30分LO) 第2水曜定休