京都の料亭女将にきくマナー。お座敷の座り位置、上座と下座の順番は？

〔特集〕今さらきけない 料亭でのマナーQ&A　料亭の玄関で、お座敷で「こういう場合はどうふるまうのが正しいのか」、迷った経験のある人は多いはず。年齢を重ねて、今さら人にきくのも恥ずかしい素朴な疑問に、京都を代表する2軒の料亭の女将さんが答えてくれました。前回の記事はこちら＞＞

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［答える人］
村田京子さん──「菊乃井」女将
中村尚子さん──「一子相伝なかむら」女将

Q：お座敷で座る順番を教えてください

A：床の間の前が一番目上の人が座る上座です

床の間の近く、入り口から遠い席が上座で、上座の隣が2番目、向かいが3番目の席となる。

床の間を背にした席が目上の人やメインゲストが座る上座（じょうざ）で、入り口に近い席が下座（げざ）となります。人数により、また集いの主旨により、座る順番は変わることがあります。座る場所だけでなく、わからないことは店の人に質問するのがいちばん確実です。（中村）

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