京都「麓寿庵」明治～大正の文化人の邸宅で、涼やかなわらび餅を堪能

〔特集〕「京都」美味案内（4）優雅な涼やかデザート　今、京都では伝統的な甘味だけでなく予約制のパフェや皿盛りデザートのコースなど意欲的なデザートサロンが続々オープンしています。旅の計画に、デザート時間もお忘れなく。前回の記事はこちら＞＞

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登録有形文化財の邸宅で庭を眺めながら美しいわらび餅を「麓寿庵」（烏丸御池）

花を引き立てるため、透明度にこだわったわらび餅。香ばしい黒大豆きな粉と雑味のないサラリとした黒蜜はお好みで。つるつるトロリとした食感の「華わらび」抹茶付き1950円。

明治から大正にかけて活躍した日本画家・今尾景年の邸宅が2023年3月、わらび餅と鴨粥の専門店に生まれ変わりました。

わらび餅はエディブルフラワーを閉じ込め、色とりどりの花が水面に浮かんでいるような美しさ。

主庭と奥庭に囲まれた美しい景色が広がる大広間。黒塗りの机に反射した庭の緑も美しい。

広々とした邸宅は、3つの庭や茶室も有し、見応えがあります。

麓寿庵
住所：京都市中京区六角通新町西入ル西六角町101
TEL：075（746）5927
営業時間：月曜～金曜11時～19時、土曜・日曜8時～20時（ともにLO）
定休日：不定休
※Webサイト（https://rokujuan.com/）より予約可

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