世界中で最も愛されるジュエラーの一つ、「ティファニー」。そのブランド史上最大級の展覧会『ティファニー ワンダー』が、現在日本で開催されています。伝説的なデザイナーのジュエリーや貴重なアーカイブの数々を通して、「ティファニー」の技と創造の187年を辿ります。
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45階TOKYO NODEで開催中の『ティファニー ワンダー』展。ここでは、世界中で愛され続けるブランドを象徴する輝かしい逸品が一堂に揃います。
世界初公開180点、日本初公開約380点を含め、その数約500点。その名のとおり、未体験の驚きと感動の連続です。10のルームで構成されるエキシビションでは、展示作品だけでなく、部屋の空間そのものにもご注目を。「ティファニー」の世界に全身で没入できるよう、ダイナミックなプロジェクションマッピングをはじめ、部屋ごとに独創的な空間が広がります。
会期は2024年6月23日(日)まで。ブランドの187年にわたる歩みを紐解ける、またとないこのチャンスをお見逃しなく。
ティファニーの起源&デザインの偉業
パロマ・ピカソのデザイナー就任5周年記念のネックレス。1985年製作。
ブランドを語るうえで欠かせないのが、天才的なデザイナーたちの存在。エキシビション2番目の部屋では、デザイナーの傑作に彩られたブランドの歴史を表現した美しい青色のタペストリーが壁一面を覆っています。彼らが生み出した革新的なデザインは、時代を超えても輝き続けます。
エルサ・ペレッティの代表作「ボーン カフ」。1970年デザイン。
自然をモチーフに、唯一無二の造形美を生み出すジャン・シュランバージェの作品。「ソーンズ ブローチ」 1947年製作。
同じくジャン・シュランバージェの作品「ストロベリー ブローチ」、1956年製作。
日本への愛
障子をイメージした温かな光で溢れるユニークな空間。
ティファニーと日本の関係は、1837年に創業者チャールズ・ルイス・ティファニ ーが、当時の米国市場では珍しかった日本からの輸入品を顧客に提供したのが始まり。以来歴代のデザイナーが日本の文化芸術に影響を受け多くの作品が生まれました。5番目の部屋ではジュエリーのほか、ランプや銀製品など貴重なアーカイブを展示し、日本への敬意と職人技を讃えます。
ベゴニアモチーフのランプ 1902-10年製作(左)、数あるデザインモチーフのなかでも20世紀を代表する藤のランプ 1910-20年製作(右)。
ザ ティファニーダイヤモンド
ダイヤモンドの原石が生まれる地球の深層をイメージ。
エキシビションの最後10番目の部屋に待ち受けるのは、ティファニーの真髄そのものを体現する「ザ ティファニー ダイヤモンド」。ジャン・シュランバージェの代表作「バード オン ア ロック」にオマージュを捧げる鳥たちに囲まれ、まばゆい光を放ちます。
5回目となるデザインチェンジでは約2000時間をかけて製作された。
ダイヤモンド キングの真髄
ガーランドスタイル ダイヤモンド ネックレス。中央部はブロ ーチ、チェーンはブレスレットとして着用可能。1900年製作。
名高い功績から、「ダイヤモンド キング」と呼ばれた創業者チャールズ・ルイス・ティファニー。現在も揺るぎない地位の証は、厳選された最高級の石、卓越したクラフトマンシップ、革新的なセッティングによるもの。その数々を9番目の部屋でご覧ください。
夢の世界
ジーン・ムーアが手がけた1959年の作品。
創業当初から、ジュエリーの美しさを最大限効果的に見せる方法として、ショーウィンドウに重きを置いてきたティファニー。6番目の部屋で出合う、知的で遊び心溢れる小さな世界は、見る人たちに夢と憧れを与えます。
今回のエキシビションのために作られた、歌川広重の木版画に着想を得た作品。
「ティファニー ワンダー」技と創造の187年
会期:2024年6月23日(日)まで
会場:TOKYO NODE
住所:東京都港区虎ノ門2丁目6‒2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45階
開館時間:9時~20時
※入場は19時まで。また一部日程でイベントのため時間変更あり。詳細は
公式サイト参照。
休館日:不定休
※チケットはティファニーの公式アプリ、チケットぴあ、イープラスで購入可能。
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ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
フリーダイヤル 0120-488-712