要するに、「質」より「量」へ興味の波動が変わり、「好奇心」とか「知識」とか「見聞」を広げる方向へエネルギーを注ぎたくなる傾向だとするなら、創作する側も良いものを造るだけじゃなく、その後の展開まで計算する、あるいは魅了できる聡明な物作りも必要になってくるという話です。
数年前は占いも、スキルを磨いていれば口コミで広がったものですが、占い師人口の増加に加えSNS全盛の今、スキルを磨いているだけじゃ全く追いつかないのが実情です。
同じく、デザイナーやアーティストを始めとする創作する人、またそれ以外でもユーザーを対象とした商売の人達も、どんどん賢くなっていく情勢を捉え、その都度必要に応じて持ち札を増やして行けるか?が問われる時期に入ったということです。
当然バリエーションだけ増やしても一つ一つが浅いと、または薄いと、直ぐに時代に飽きられますし、一つに拘れば時代に置いていかれると思ってください。
その辺りの変化を踏まえ、「所有」から「共有」の時代へ、発展、拡大を促す木星と共に新しい局面を開いて行けるか?6月は、しょっぱなから気合いが必要です。
ご存じの通り、「昔は良かった……」とか、誰でも思っていることを吐露した途端、若い人から“老害”扱いされます。
ジョニー楓さん
雑誌連載や、個人セッションなど多岐にわたって活躍し、著名人からの鑑定の依頼も絶えない。タロットカードや、ダイスなども使い複合的に占う。インスタグラム/公式ブログ
絵/植田志保(
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