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金沢市が育んだ工芸文化とアートを銀座で【家庭画報のEDITOR’S REPORT】

2024.06.17

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EDITOR’S REPORT 編集部員が街に溢れる情報の中から読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。記事一覧はこちら>>

KOGEI Art Gallery 銀座の金沢

石川県金沢市の魅力を発信する施設「銀座の金沢」が銀座5丁目に移転し、工芸アートギャラリーとしてリニューアルオープンしました。

1階のアートギャラリー。写真はオープニング企画展『金沢卯辰山工芸工房―表現と技―』。

1階のアートギャラリー。写真はオープニング企画展『金沢卯辰山工芸工房―表現と技―』。

金沢にゆかりのある作家の作品を展示・販売するほか、企画展や体験型のイベントを通して、市が誇るものづくりの伝統文化に触れることができます。

九谷焼作家である赤地 健の作品。「緑花詰鳥文急須」1万9800円、「緑花詰鳥文湯呑」各4400円。

九谷焼作家である赤地 健の作品。「緑花詰鳥文急須」1万9800円、「緑花詰鳥文湯呑」各4400円。

本格的なギャラリーとしての機能を備えた1階では、金沢美術工芸大学や金沢卯辰山工芸工房と提携し、気鋭の若手作家が手がけた作品を紹介する展覧会を開催。


金属造形作家である坂井直樹の作品。左・「湯のこもるカタチ」7万7000円、右・「『侘び』と『錆び』の花器」3万3000円。

金属造形作家である坂井直樹の作品。左・「湯のこもるカタチ」7万7000円、右・「『侘び』と『錆び』の花器」3万3000円。

内容は2か月ごとに入れ替わり、伝統工芸品に限らず、現代アートやインテリアなども含めた幅広いジャンルの作品を鑑賞、購入することが可能です。

ガラス工芸作家である塩谷由佳乃の作品。上・「藍の器(Ⅰ)」2万2000円、下・「藍の器(Ⅱ)」1万1000円。

ガラス工芸作家である塩谷由佳乃の作品。上・「藍の器(Ⅰ)」2万2000円、下・「藍の器(Ⅱ)」1万1000円。

2階は器やアクセサリーといった生活工芸品を主に取り扱うショップ。手前にある常設コーナーに加え、奥のスペースでは季節に合わせた期間限定の展示販売や作家の個展が行われています。

生活工芸品を販売する2階のショップ。

生活工芸品を販売する2階のショップ。

金沢市の工芸作家を講師に迎えた初心者でも楽しめるワークショップや、職人の技巧を間近で見られる実演イベントも定期的に開催される予定。

訪れるたび新しい作品に出会える、優れた文化継承の場の誕生です。

2024年4月に開催された工芸ワークショップで水引の花飾りを作る様子。

2024年4月に開催された工芸ワークショップで水引の花飾りを作る様子。

KOGEI Art Gallery 銀座の金沢

東京都中央区銀座5-1-8 銀座MSビル1・2階
TEL:03(6228)7733
営業時間:11時~19時

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年07月号

家庭画報 2024年07月号
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