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「卵巣がん」のリスク要因、予防から治療まで。遺伝的になりやすい人は要注意

2024.07.12

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婦人科のかかりつけ医を頼りにしよう

腹痛や便秘などの症状、子宮内膜症の既往、家族のがんの経験などから卵巣がんが疑われるとき、腟からの内診、肛門からの直腸診、超音波検査、卵巣がんがあると数値が高くなる腫瘍マーカー(CA125など)を調べる血液検査などが行われます。その結果から卵巣がんの可能性が濃厚になれば、CT検査、MRI検査、PET検査のような画像検査が追加されます。

ただ、卵巣の腫瘍は画像検査だけでは良性か悪性かの判断が難しく、病理検査に必要な卵巣の組織は体の表面からは採取できないことから、確定診断は開腹手術や腹腔鏡手術で腫瘍を摘出して行います。この手術によって腫瘍の大きさや周囲の臓器への広がり、腫瘍のタイプを調べます。

卵巣がんは見つかりにくいだけに「普段から自分の体と対話するように関心を持ち、何か違和感を覚えたらすぐに受診していただきたいですね」と馬場先生。「子宮頸がんや子宮体がんの検診、更年期の悩みなども相談してください。婦人科のかかりつけ医をセルフケアのサポーターとして頼りにしていただきたいと思います」。


日本婦人科腫瘍学会子宮内膜症(卵巣がんとの関係について)

取材・文/小島あゆみ

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