〔特集〕2024年下半期を数字の力で豊かに ともこ式 数秘術(第1回) 「カバラ数秘術」を基盤として、行動分析理論を取り入れた「ともこ式数秘術」。数字が告げるメッセージとともに、下半期の運気を上げる過ごし方をご紹介。『家庭画報』の人気連載
「日本の聖地を訪ねて」の取材・執筆を通してともこさんが出合った各本質数別の開運スポットリストも必見です。
「思い切った行動が吉。誰かと一緒に行うことで喜びや豊かさが倍増します」
ともこ数秘研究家・コラムニスト。カバラ数秘術をもとにした「ともこ式数秘術」を提唱。数秘の智慧を生活に生かし、より豊かな人生を送るためのヒントを伝えている。『家庭画報』連載「日本の聖地を訪ねて」、個人セッションやカルチャースクールでの講義も人気を呼んでいる。新刊『もっと!誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)も好評。
公式ホームページ「数秘LIFE」
https://www.tomoko635.jp/ 日本人が大切にしてきた“肚(はら)”の感覚を取り戻す
宇宙のリズムを示す社会サイクルの数字「8」の形に注目してください。中心がしっかりすることで、バランスが取れることがわかると思います。8の中心は、人間にたとえるなら、丹田(たんでん)。“肚”を指します。古来、日本で肚は、精神にかかわる部分とされてきました。「肚をくくる」「肚が決まれば心も決まる」のように、多くの慣用句にその考え方が表れています。
肚は直感力に通じるということでしょう。よくも悪くも2024年は本質の審判を受ける年であり、終焉と新時代の幕開けを告げる社会サイクルの数字「9」の年が間近に迫る下半期は直感力が重要。人の意見に振り回されず、しっかりと自己を確立し、直感を信じることが運を切り開きます。いま一度“肚”をすえるべく心身の体幹を鍛えましょう。
具体的には、日本人本来の感覚を取り戻すために、先人たちの「丁寧な生き方」を見直し、和室で暮らしたり、季節の行事を大切にするとよいでしょう。
肚を強くするためには「腸活」も積極的に行うこと。朝、一杯の白湯や殺菌効果のある日本茶を飲んだり、食事に気を遣うといったことはすぐに取り組めます。体幹を鍛えれば、体全体のバランスがよくなり、思考がクリアになるので、人の意見に左右されることもなくなり、開運につながるのです。
豊かさを司る8のパワーを生かすために、循環を意識
2024年は、2+0+2+4=8の年体幹を鍛え、思考がクリアになってくると自ずと自分が求めるものがくっきりと浮かび上がってくると思います。8は豊かさを表す数字なので、楽しいと感じることを追求するとよいでしょう。自分の心が求めることは、思い切って行動に移すことが大きく運気を好転させます。アクティブな旅に出る、諦めていたことに再チャレンジするなどの絶好のチャンスです。
8はコミュニティを表す数字でもあるため、誰かと一緒に何かをすることを忘れてはなりません。8の数字を横にしてみてください。永遠を表すインフィニティの記号となり、まさに途切れることがない循環を示します。また、大縄跳びで2本の縄を回しているときの縄の形にも似ているように、複数の人が共同で行うことが幸運を呼ぶのです。家族、友人などと一緒にエネルギーを循環させて、豊かさのシェアリングを心がけてください。そうすれば、幸福の連鎖が続いて、喜びや豊かさが何倍にもなって戻ってきます。
待望の第2弾!
『もっと! 誕生日が教えてくれる本当のあなた』 ともこ 著 世界文化社 1870円探究数が導く隠れキャラの紹介や、書き込み式「数秘LIFEカルテ」の付録など自分自身の理解がより深まる内容にバージョンアップ。読み込むほどに心が回復へと向かうアドバイスも豊富。