〔特集〕グランシェフのご馳走カレー 暑い夏のご馳走といえば「カレー」ですが、そのスタイルは作り手によって十人十色。今回は日本を代表する3名(三國清三シェフ・脇屋友詞シェフ・日髙良実シェフ)のグランシェフに秘伝の技と隠し味をピリッときかせた、オリジナルのカレーレシピを教えていただきました。「2人には負けられないぞ!」とそれぞれのシェフが心を込めて生み出したバラエティ豊かなレシピは永久保存版。
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スパイシーなサイドディッシュ、
カレーの日の陽気なおつまみ【三國シェフ】
休日にお気に入りのお酒やドリンクと、リラックスしながらいただくカレーも最高ですね。気の利いたおつまみがあればさらにご機嫌!夏にぴったりの小さな逸品レシピをご紹介します。
らっきょうの赤ワイン漬け
〈材料(作りやすい量)と作り方〉らっきょうの甘酢漬け1袋(70グラム入り)は水気を切り、ひたひたの赤ワイン、カルダモンシード2粒(はさみで半分に割る)を小鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。
火からおろし、冷めたら冷蔵庫で1日おく。
じゃがいも香辛料焼き
〈材料(3、4人分)と作り方〉(1)じゃがいも3個は下ゆでし、皮をむいて、一口大にカットする。
(2)フライパンにひまわり油大さじ1と1/2を入れて火にかけ、玉ねぎの粗みじん切り1/4個分、1センチ角に切ったベーコン40グラムを入れて炒め、玉ねぎが透き通ったらクミンシード・コリアンダーシード・レッドペッパー・ターメリックパウダー・塩各ひとつまみを加え、香りが立つまで炒める。じゃがいもを加えて、炒めなじませる。
はまぐりのファルシ
〈材料(2、3人分)と作り方〉(1)ボウルにポマード状にした無塩バター15グラム、ハリッサ小さじ1、にんにくのすりおろし小さじ1/3を入れて練り合わせる。
(2)鍋にはまぐり6個、にんにくのスライス少々、白ワイン50mlを入れて火にかけ、蓋をして貝の口を開ける。
(3)(2)を鍋から取り出し耐熱皿に並べ、それぞれに(1)を適量、アーモンドパウダー・パン粉各少々をのせ、200~230度のオーブンで5~10分様子を見ながらこんがり焼く。
三國清三(みくに・きよみ)1954年北海道増毛町出身。帝国ホテルなどを経て駐スイス日本大使館料理長に。3つ星レストラン等で修業後帰国、1985年「オテル・ドゥ・ミクニ」(東京・四谷)開店。2022年に閉店し、2025年に新店舗「三國」をオープン予定。仏レジオン・ドヌール勲章受章。
YouTubeチャンネルの登録者数は50万人を突破。
YouTube「オテル・ドゥ・ミクニ」
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(次回へ続く。)