〔特集〕グランシェフのご馳走カレー 暑い夏のご馳走といえば「カレー」ですが、そのスタイルは作り手によって十人十色。今回は日本を代表する3名(三國清三シェフ・脇屋友詞シェフ・日髙良実シェフ)のグランシェフに秘伝の技と隠し味をピリッときかせた、オリジナルのカレーレシピを教えていただきました。「2人には負けられないぞ!」とそれぞれのシェフが心を込めて生み出したバラエティ豊かなレシピは永久保存版。
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スパイシーなサイドディッシュ、
カレーの日の陽気なおつまみ【日髙シェフ】
休日にお気に入りのお酒やドリンクと、リラックスしながらいただくカレーも最高ですね。気の利いたおつまみがあればさらにご機嫌!夏にぴったりの小さな逸品レシピをご紹介します。
桜海老とスパイス香るゼッポリーネ
〈材料(4人分)と作り方〉
(1)ボウルに薄力粉130グラム、ドライイースト2〜6グラム、グラニュー糖・塩・クミンシード各5グラムを入れ、ぬるま湯130ml、オリーブオイル5グラムを加えて生地を作る。
(2)水でもどした乾燥ひじき6グラム、桜海老13グラムを混ぜ入れる。
(3)食べやすい大きさにした(2)を180度に熱した油でこんがり揚げる。
浅漬けピクルス コリアンダー風味
〈材料(4人分)と作り方〉(1)鍋に酢450ml、水300ml、砂糖150グラム、塩3グラムを合わせて中火にかける。砂糖が溶けたらコリアンダーシード、ローリエ各少々を加えて火を止める。
(2)湯むきしたミニトマト、赤・黄パプリカ、きゅうり、みょうが、軽くボイルしたヤングコーンやカリフラワーなど好みの野菜を食べやすくカットし、漬け込む。
スパイシー・アスコラーナ
〈材料(4人分)と作り方〉(1)鍋に玉ねぎ・にんじん・セロリのみじん切り各30グラムとオリーブオイル適量を入れて炒め、牛豚合いびき肉200グラムを加えてさらに炒める。
(2)白ワイン20mlを加えてアルコールをとばし、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ20グラムとレモン皮1/4個分のすりおろしを加えて火を止め、塩で味をととのえる。
(3)グリーンオリーブ(種なし)1瓶のオリーブの水気を拭き取り、片側に縦に切り目を入れ、割れないように注意しながら(2)を中に詰める。
(4)小麦粉、卵液、細かいパン粉の順にころもをつけ、180度の油で揚げる。
日髙良実(ひだか・よしみ)1957年神戸市出身。東京・南青山「リストランテアクアパッツァ」オーナーシェフ。イタリアでの修業時に一番感動したカンパーニャ州の郷土料理・アクアパッツァを日本に広めた第一人者。YouTube公式レシピブック
『教えて日高シェフ!最強イタリアンの教科書』(世界文化社刊)も大好評。
YouTube「日高良実のACQUAPAZZAチャンネル」
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(次回へ続く。)