身近な日常で、例えば、夫婦関係とか、男女関係とか、そうした関係性の中で極端に突き詰めたり、また、人目を引くような多少異常とも言える行動をとったり、細かい生活の中で究極を目指すわけですから、枠を作っておいて限界を越えようとする矛盾した構造を更に生み出さないか注意してください。
また、前述の天使と悪魔、闇と光の説明にもあるように、自分の人格は、ある部分を否定して成り立っているところがあり、人格を成り立たせるために、影の部分を心の奥底に仕舞い込んでいる可能性もあります。
無闇な超越願望が仕舞い込んでいる影の部分を引き出してしまうこともあるし、その影に自ら恐ろしくなってしまう可能性もあります。